2007年11月30日

なぜ日本の新聞社は縦割りなのか

NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース−各分野の重要ニュースを掲載

日経、朝日、読売の記事を読み比べできるようになるとか書いてあるんですけど、なんかいまさらーって感じのニュース。これもうGoogle newsならできるじゃん、って思ったのですが・・・?

日本の新聞社ってすごく縦割りで、それぞれが全然違うデータベース作って売ってるんですよね。一方海外はLexisNexis Academicの例を見るまでもなく、データベースベンダーが、世界中の新聞データをストックして、一度に検索できるようにしてるんです。ヨーロッパ中の主要紙からアメリカの主要紙、もちろんアジアの主要紙まで、一度に検索できるんです。ちなみにDaily YomiuriやThe Japan Timesなんかも入ってたりするんですが・・・。

学生さんによく「新聞ってどうすれば検索できますか?」と聞かれます。データベースのアクセス方法を教えてあげて、「いわゆる五大紙なら最近のものは検索できます」って言うんですけど、良くある反応が、「これって全部いっぺんに検索できないんですか?」というもの。GoogleとかYahoo!とかって、その媒体がどこかなんて関係なく検索しますからね。Google世代(日本ならYahoo!世代と言ったほうが正しいのか?)の学生さんからすると、データベースのくせに、新聞紙ごとにそれぞれ検索しなければならない、しかも使い勝手がそれぞれ違うというのは理解できないのではないでしょうか。G-Searchという同時に複数紙が横断検索ができるプラットフォームもあるのですが、こちらは検索した後一覧表示に1件いくら、全文表示に1件いくら(しかも一覧5円、記事50円が標準、一覧表示30円、全文400円なんてものもある)という従量制で料金がかかるシロモノです。

新聞社はなんでも自社で管理するんじゃなくて、コンテンツをデータベースに売る方向で考えたほうが良いと思うんですよね。既に無料のものは各社gooやYahoo!に提供してますよね。紙媒体としての新聞はもちろん無くならないと思うのですが、それとネットで展開する新しい事業とは別に両立できないものじゃないはず。新聞データベースを作りたいという会社にそれぞれがそれぞれの膨大なデータを売り、毎年著作権料とか利用料とかをとれば良いんだと思うのですが、どうなんでしょうね。今みたいにそれぞれがデータベースを作っていたら、サーバーの維持費だって馬鹿にならないと思うんですが。

記事からは詳細はわかりませんが、一応3社でひとつのプラットフォームを考えようという感じなのでしょうか。そう考えると一歩は前進したのかな?

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