ほぼ日手帳2009発表イベント

ほぼ日刊イトイ新聞 - こうなる!「ほぼ日手帳2009」 今、お知らせしたい7つのこと。にも掲載されてましたが、今日Apple Store銀座で糸井重里さんと佐藤卓さんのトークイベントが行われたので行ってきました。やっぱり結構人気で、立ち見も含めて満員。私自身は「ほぼ日手帳」を使ったことなく(そもそも手帳自体をまともに持ったことが無い)、Appleのイベントカレンダー見てたら面白そうだったので、ふらりと立ち寄った感じだったんですが、隣の人はちゃんと「ほぼ日手帳」にメモしてました。愛されてますね。

色はこんな感じ↓ A5版(でも600グラム)の「いとこ」も発売されるそうです。大きいのはいいけど、600グラムは重いわ。糸井さんも「持ち歩くというより、家に置いておいて、家族がそれぞれ書き込むノート」みたいな使い方を想定しているようでした。

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入ってきた二人を見て、まず思ったのが「似てる」でした。特に頭の形がそっくり(笑)。めがねもおそろい?だし、格好も似てる。感性も似てるんじゃないかしら。そして言葉の端々で思ったのですが、2人とも細かい・・・。「気にしない」ことが信条の私は絶対にアートなんちゃらにはなれないと思いましたよ。

面白い発言はいくつもあったと思うのですが、2つを特にピックアップ。

ひとつは、「『もっと売るんだったら、広告を打てばいいんじゃない』とよく言われるし、かなり現実的な提案もされるけど、そのお金があったら、それを手帳自身の改良に充てたい」という糸井さんの発言。2人とも広告業界関係者なのに、あえてそれに背を向けようとしてるわけです。いろんな意味で興味深いです。

もうひとつは、「引くことで目立たせる」という佐藤さんの発言。フォントを微妙に細くしたり、不要な罫線を除いたり、といった主張してた部分を取り除く作業を行いつつ、あえて縦線を引かないことで、横を目立たせるといった細かいところで気を配るやり方。多分何も言われなければ(少なくとも私は)気づかないと思うけれども、全体として見た場合にサブリミナルみたいな効果があるのかも。理由は分からなくても「あ、これ使いやすいな」と思わせるような工夫を、本当に小さな変化で実現しているように思いました。

常に爆笑の渦というトークショーではなかったですが、非常に考えさせられるお話でした。これだけいろいろ説明されると、使ってみたくなります。来年版は試しに買ってみようかと思っている私です。初めて使うから過去分との違いは気にならないでしょうし。

ちなみに、糸井さんが強調されてた変更点として、日曜始まりの月カレンダーと、月曜始まりの月カレンダーが選択できるようになったそうです。アンケートを取ると半々になってしまうし、いままで仕方なく月曜始まりにしてたけど、必ずといって良いほど「日曜始まりが良い」という意見が寄せられるから、どうしようかと思っていたということでした。でも会場で挙手で票を取ったところ、圧倒的に月曜始まりの勝ち。その結果がかなりお気に召したようで、写真に撮ってもらうためにもう一度挙手しましたよ。私はかなり強い月曜始まり派です。理由は簡単。競馬が土日開催だからです。当然、JRAで貰うカレンダーも月曜始まり(壁掛け型だと意外と珍しい?)。逆に日曜始まりの人たちは、どうして日曜が頭だと良いのでしょうね。

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