iMacのスペックをEeePCの価格で

asahi.com(朝日新聞社):おへそよりも家電が危ない この夏「誘導雷」被害相次ぐ

我が家も相方のパソコンがやられました。今年の夏は暑かったですし、自作機でそろそろ5年を超えようかというレベルでしたので、もう寿命だったというのもあると思いますけど。

症状から恐らくマザーボードが壊れたのだろうと、マザーボードを入れ替えることに。途中へたれて入れ替えた電源と、ケース(ATX)はそのまま使えるので流用することにして、マザーを物色することにすると、やはりこの5年の間にすっかりソケットもバスも変わってしまって、メモリもCPUもグラフィックボードさえもが使えません。仕様を確認していたら、SATAがたくさんついてるのに、IDEが1個しかないのにも驚きましたが、オンボードの「無線」LANにもびっくり。言われてみると、最近は何でも無線なので、ケーブルよりも無線LANが乗ってるほうが便利という人も多いのでしょうね。LANとサウンドはオンボードという場合が多いですし。そしてAGPは完全に過去の遺物となり、PCI-Expressに替わっています。

一眼持ちの私と違って、相方は大容量の画像もいじらないし、今までのスペックでも十分使えてたので、「iMacのスペックをEeePCの値段で」というコンセプトで、安めの構成にしました*。もちろんハイエンドモデルにしかついてないオンボード無線LANなど論外です。ただ、相方はパソコンでゲームをするので、一応グラフィックボードはオンボードではなく別に買うことを考え、あとは基本的なもので十分、ということで、価格.comでもそこそこ人気のあるASUSのエントリーモデルP5Qにしたんですが、どうでしょうね。

CPU (E7200)、グラボ(NVIDIA 8600GT 超安売りしてた)、HDD(HITACHI製の500GB)、メモリ2GBで、しかもタイムセールの6%引きがあって44000円弱。お店の人には「OSは?」って言われましたけど、XPで十分だったので要らないと言いました。

壊れたボードに乗せてたRADEON 9600PRO、Pen4 2.4B、DDR RAM PC2100 512MBが合わせて4000円弱で売れました。どれも問題なく動作したようなので、やはりマザーボードの問題だったのでしょう。メモリが思ったよりも高く売れたのでびっくり。確かにちょっと古いマザーボードだと今も使ってる型だし、需要はあるのかなーとは思いましたが。

後で「今まで512MBのメモリで十分だったのに、2GBも奮発しなくてよかったなー」と思ったのですが(他と比べてメモリだけオーバースペックのような)、まあいいか。安かったし。

こだわりさえなければ、やっぱりPCはパーツごとの販売網がしっかりしてるので安いですよね。組み立てたり、OSのインストールをしたりするのが面倒じゃなければ、やっぱりPCは自作機だよなーと思います。思い通りのスペックにできますし、壊れた部分だけ交換したり、足りないなーと思うところを付け足せば長く使えますし。

*実際iMacの価格の大部分はOSとディスプレイだと思うので、OSもディスプレイも入ってない今回の構成とは比べることはできないのですけれども。

コメント