2009年3月14日

[movie]チェンジリング

原題: Changeling
監督・製作: クリント・イーストウッド
出演: アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチ、ジェフリー・ドノバン、コルム・フィオール、ジェイソン・バトラー・ハーナーほか
2008年/アメリカ/142分/カラー

1928年ロサンゼルス。9歳の息子と二人暮らしのクリスティンは、本当は休日の土曜日にどうしても交代しなければならずに出勤した。夕方帰宅すると息子の姿が見えない。お昼にと用意しておいたサンドイッチもそのまま。警察に連絡しても、24時間は探さないととりあってもらえず、悶々と夜が明けるのを待った。5ヶ月後、警察から息子を見つけたという連絡が入る。喜んで彼が到着する駅に向かったが、そこに現れたのは彼女の見知らぬ少年だった。

実話を元に再構成された物語。予告編を見たときは、ホラー色の強いミステリかな、と思ったのですが、どちらかというと社会派でした。5ヶ月経って帰ってきた息子が別人で、でもそれを警察は認めようとしない、というところから事件が思わぬ方向に向かうのですが、彼女は孤立無援ではなく、無条件に彼女を信じて警察という組織と闘ってくれる牧師、そして彼女を見捨てずに助けてくれる息子の教師やかかりつけの歯医者など、アメリカ的な勇気というか、権力を前に見て見ぬふりはしない、という精神は良いなあと思いました。泣けるとか、感動するとか、そんな雰囲気ではなく、映画自体に主張があって、それが押しつけがましくないところが私は気に入りました。

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