[自転車]渋峠強風DNF

自転車のコンポーネントを載せ替えました。アルテグラ6703から6800へ。フロントは2枚になり、リアは11枚になりました。フロントのアウターは46T、インナーは34T。リアは11-32Tのでっかいスプロケットです。未舗装を走るわけではないけれど、シクロクロスを目指した感じ。欲を言えば、リアスプロケには11T要らないから、32と28の間に30Tを入れて欲しいと思うのですが・・・。少し平地を走って昨日微調整をしてもらった後、やっぱり山で試走しなくてはと、渋峠を目指しました・・・。

長野原草津口駅が綺麗になってました。自転車組み立てる場所もあって、自転車沢山いました。今日も最高のお天気です。



が、草津へ登り始めて、結構風が強いなと思いました。突風が吹くと持ってかれるような感じ。とはいえ、まあ普通に登れる程度です。いつもどおり草津交差点のセブン到着10:30。新しいギアも、問題なさそうです。この辺りまでは紅葉はまだ、という感じ。もう少しすると綺麗になるでしょう。

草津を過ぎてからは、292号本線と合流するので車が突然増えました。しかも尋常な増え方ではありません。こんなに大量の自動車をここで見たのは初めてです。

天狗平スキー場を過ぎて、殺生が原辺りまで来ると紅葉が綺麗に見えるようになってきました。今のピークは1300〜1600mくらいでしょうか。


なぜか写真を撮るときは車列が途切れたりするのですが、ここからずーっと渋滞でした。ファイナルローでたらたら登る私が路肩から抜く速度です。駐停車厳禁の看板も意味のない、まさに駐車場状態。


今日はロープウェーが強風のため営業していませんでした。ゲートのところのその看板を見た時、ちょっと嫌な予感はしたんですよね。上の写真で笹が風に煽られてひっくり返っているのが分かるでしょうか。そして右側は渋滞の車列。

この後、台地の尾根に出たらものすごい横風。車列の間から突風が吹いて、それに煽られて落車しそうになりました。左側はガードレールもなく、少し行けば崖です。しかも上のほうまで見える道路にはずーっと車が続いていて、ここからはほとんど路肩もなく、これ以上は無理だなと思いました。あと数キロですが、登ったら登ったでこの風では下りるのも大変だろうと思いました。白根山まで行くのは諦め、登ってきた道を戻ることに。

昨年秋に長野駅から山田牧場を経て渋峠へ登った時は、白根山から草津方面への下りも結構混んでいたのですが、まだギリギリ午前中で、下りは空いていました。そのまま草津温泉街へ下り、地蔵の湯前の足湯で温まって、道の駅の方向から下りて来ました。道の駅を通る国道292号本線は、斜度が半端ないので草津方面へ登る方向には登坂車線があるのですが、その2車線使って草津方向はびっしり渋滞が続いていました。いつも三連休はこんな感じなのかしら。やっぱり渋峠は開通直後の5月かな。また、紅葉を見るなら長野駅から車がほとんどいない県道を登ったほうが良いですね。渋峠までいかなくても笠ヶ岳辺りからも綺麗ですし。

この前乗鞍に行って、この道路をマイカー不可にするのにはかなりの葛藤があったのではないかと思いました。観光を収入資源にする山間部で自家用車のアクセスができないことは致命的です。でも長野県・岐阜県は自然を保護することを目的にマイカー規制を行いました。大英断だったと思います。乗鞍の山岳道路同様、志賀草津道路は生活道路ではない(だから冬季は完全に閉鎖される)。だったらここも1年中草津ー熊の湯間をマイカー規制しちゃえばいいのにと思いました。乗鞍同様、渋峠も自転車多いですから、車がダメなら自転車で登ってくる人だって沢山いるはず。あるいは赤字路線らしい吾妻線で来る人も増えるんじゃないかな。国道だと規制するのもなかなか難しいのかしら。

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