[自転車]奥利根ゆけむり街道と坤六峠



沼田駅から国道120号を通り、鎌田で奥利根ゆけむり街道を通って坤六峠を越えて水上というルートで紅葉狩りをしてきました。とはいえ、1000m超えたらほとんど落葉で、1週間遅かったかなという感じでしたが。

8:10 沼田駅出発。実は今日一番きつかったのが駅から国道に出るまでの坂でした。



最初の峠は椎坂峠。来年11月に峠をパスする新しいトンネルが開通してしまうようで、この峠はどうなるのかな。残ると良いけど。



峠を越えると吹割の滝があるのですが、道路からは見えないのですね。紅葉はちょうど見頃。あと2,3日は大丈夫そうな気がします。



大分落葉が進んでいますが、時々残る綺麗なオレンジ、黄色の葉に癒やされます。



鎌田の交差点から左折して湯けむり街道へ。尾瀬の登山口のひとつ、鳩待峠はマイカー規制がされています。戸倉温泉にあるシャトルバスの乗り換え口からは、カラマツの紅葉が綺麗に見えました。



戸倉温泉からは「街道」とは名ばかりの林道です。マイクロバスなどが狭い場所ですれ違いできずに苦労していました。鳩待峠の分岐で少し休憩していたところ、車の老夫婦から「坤六峠のほうに行くの?坂がすごいわよ」と心配されてしまいました。いや、ここまでのほうがずっと距離も標高差もあるんですけどね。

ここからは確かに厳しい道です。いくつもアピンカーブがあって、どんどん標高が上がります。ただ、自転車にとってはヘアピンカーブのつづら折り道路は、直登よりもよっぽど楽です。この辺まで来ると、山はもう冬の景色。標高の高い山の上のほうは雪と思われる白化粧も見られました。



本日の最高地点、坤六峠。



しばらく下りると、「照葉峡」というところに出ます。上のほうはもう落葉ですが、少し下りるとまだまだ見頃の場所もありました。



そして今日はカラマツの紅葉が綺麗だなと思いました。




ここからは水上までずっと下りだと思っていたのに、案外登り返しがあって厳しいです。でもいくつものスノーシェッドを抜けて、いろんな色に染まった山が見えてきたときは、少し疲れを忘れました。



奈良俣ダムです。



ここからも登ったり下ったりを繰り返し、ようやく14:30頃水上駅に到着。この日はSLみなかみの運転日で、出発前の準備中でした。



全体的にあと1週間早いと、もっと上の紅葉が楽しめるけど、奈良俣ダムの紅葉は今が最盛期だったので難しいところですね。そして登りは暑いんですが、下りは寒いです。特に下をアソスの秋用ニッカーにしたのは失敗。下っているうちに脚が冷えきって、止まって写真を撮ろうと思ったら腿が攣りました(> <)。ニーウォーマーを持ってくるべきでした。
今回、水上側から登らなかった理由は、渋滞があるらしいと聞いたこと(渋滞は見なかったですが、車は明らかに水上側から登ってくるほうが多かった)、山に入ってから峠までコンビニがゼロであること(沼田側は国道をかなり走るので、コンビニは多い)、あとSL見られるかなーと思ったことです。登りの辛さはどちらから登ってもあんまり変わらないかなと思います。

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