[自転車]伊豆の峠と西伊豆スカイライン

StravaのChallengeにStrava Climbing Challengeが上がってて、10日はお天気よければ1日で獲得標高2310m以上登るんだと思っていました。そこで思い出したのが、以前から行こうと思いながら上り下りの多さに躊躇していた伊豆の横断。伊東から丘を越えて西伊豆スカイラインまで登り、再び東側に戻ってくるルートです。今日はそれに挑戦。



こだまで熱海まで行き、伊東線で伊東駅へ。GWを過ぎると、電車も空いてます。今日は天気が良い上に暑そうです。



まず最初の峠は冷川峠。駅からの登り始めはまだ体が慣れていないこともあってきつかったのですが、途中からは比較的走りやすい峠でした。


ここから少し下ります。村落の中の田んぼは田植えが行われていました。伊豆の地形に合わせてどこも段々畑。また、この後に通った集落は、わさび畑が広がる村で、それもまたとても綺麗でした。


わさび畑の集落を抜けて、次の峠は国士峠。木々の間からちらちらと富士山が見え始めてきました。


一度国道に出て、最初の休憩ポイントの東府やベーカリーへ。足湯に浸かりながら、パンとコーヒーで補給。


東府やさんの前の道路はそのまま全面舗装の林道に繋がっていて、西伊豆スカイラインへ登る国道136号の途中に出ることができます。国道を少し登って、そこから船原峠へ。この国道から西伊豆スカイラインへ登る道路がかなり硬派でした・・・。


「峠」なのに、そこからすぐ登りです。西伊豆スカイラインは稜線を行く景色の良い走りやすい道のイメージだったのですが、誤解でした。達磨山の登山口まで、確かに景色は良いものの、ただひたすら登りです。それも半端ない斜度の激坂が何度も現れるとんでもない道路でした。

しかし、目の前に富士山が現れれば、そんな苦労もどこかへ。


達磨山が近づいてくると、うひょーと言いたくなる景色が目の前に広がります。


達磨山を通過すると、下りです。富士山に駿河湾、そして写真ではわかりにくいのですが左の奥には南アルプスの山が見えました。


達磨山レストハウスで休憩して、修善寺へ下り、今度は東側の丘へ登り返します。最後の峠は山伏峠です。この峠は途中まで(県道135号と交差する辺りまで)は緩やかに登る道路なのに、その後突然厳しい坂が続きます。最後に持ってくるには、なかなかの難物でした。山伏峠と熱海市の看板が見えたときは思わずガッツポーズ。


ここから海辺まで急降下。青い海が綺麗。


海沿いの国道135号を熱海駅へ向かいました。それにしても熱海駅ってかなり上のほうにあるんですね。最後の最後でまさか「駅」という峠に向かって登らされるとは。


熱海駅到着。自転車たたんでると、温泉客や温泉客を迎えに来た宿の人からやたらと話しかけられました。

距離は90kmちょっとですが、獲得標高2300m超、「ジオパーク」伊豆半島の地形を足で実感した1日でした。


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