2018年7月16日

[自転車]霧ヶ峰のニッコウキスゲ


梅雨明け以降、天候不順とあまりの暑さにすっかりジムの人になっていました。三連休はお天気もよさそうだし、そろそろニッコウキスゲも見頃のようなので霧ヶ峰なら多少は涼しいだろうと長野へ行ってきました。

観光シーズン(山のシーズン?)になると、中央本線に新宿6:30発の臨時特急が出ます。なぜか7:00発のスーパーあずさは早いうちから指定席が売り切れるのですが、6:30発は案外そうでもありません。今回もギリギリに決めたにも関わらずなんとか座席を取ることができました。昨年まではこの臨時特急は旧国鉄車両とか古い車両が入ってたと思うのですが、なんと新型でした!(もう189系はあずさとしては走ってないんですね)初めてのE353。


車両内が明るくなった気がしますし、座席最後尾の後ろも十分な広さ。通常サイズの自転車なら十分おさまります。またデッキにおいても大丈夫そうです(私が乗った車両にも2台デッキに自転車が置かれていました)。ただ、新たに設置された荷物置き場は中央に棚があり、残念ながら自転車を置くのは難しそう。そしてトイレがきれい!新幹線並みです。

上諏訪駅まで2時間半。9時過ぎに出発です。すでに暑い。


霧ヶ峰までは以前走ったことのある県道40号です。途中立石公園という諏訪湖がきれいに見える公園があるのですが、『君の名は』で有名になったこの公園、以前来たときは誰もいなかったのに、この日は結構お客さんがいました。ただ諏訪湖結構水草目立ちますね。船が通った跡が線になっていて、どこに港があるかすぐわかるくらい。


ここから厳しい登りをひたすら行き、ようやっと霧ヶ峰到着。前回きたときよりずっと辛かった。斜度よりも、暑さ。全然涼しくない。私の中では「天然クーラーの霧ヶ峰」だったのに、暑すぎる。冷房いれてるのに、今流行りのガラス張りの建物でもともと冷房効率が悪いのに、28度設定にしてるから全然涼しくない省庁のオフィスみたい。ただ、湿度が低いので日陰は涼しいです。日陰を求めてうろうろ。


道の駅は混雑していたので飲み物だけで少し休憩して、さらに登って車山肩へ向かいました。すると正面に富士山が!車山肩の向こう側に「富士見台」という駐車場があります。しかし、何度もここを自転車で通っているのですが、一度も富士山が見えたことがありません。自宅近所にも富士見橋という、もしかしたら設計段階では富士山が見えたのかもしれない橋がありますが、富士山は実際には見えません。ここも同様で、「幻でも見たんじゃないの?」と思っていたんですよね。というわけで、富士山が見えるのは本当だったと今日初めて納得しました。


やっぱり霧ヶ峰の景色はすばらしい。モクモクと出ている入道雲と青空が夏!という感じです。



車山肩の駐車場は大混雑でしたが、自転車の我々は関係ありません。すすーっと入っていってまずは腹ごしらえ。ころぼっくる小屋でランチです。


ランチは基本1種類、パンとボルシチです。それに飲み物をつけると1300円。席を取って机においてあるメニューから選び、レジで注文と支払い、料理ができると名前で呼ばれるというシステム。しばらく待っていると、「ボルシチとパン売り切れです、すみません」という声が聞こえてきました。ギリギリセーフ。まだ12:00を過ぎたばかりでした。大人気です。小屋の中はそれほど広くありませんが、デッキが広くて座席はそこそこあります。デッキからの眺めが最高ですが、日が当たると痛いので我々は小屋の中に席を取りました。


暑さでやられ気味の我々にとって、トマトの効いたボルシチ、そして温かいパンはとても美味しかったです。


お昼ごはんの後は霧ヶ峰散策。ニッコウキスゲが見頃です。一時期鹿の食害で全滅に近い状態だった頃を思うと、山が黄色く見えるようになったと思います。その代わり見事な電気柵がお花畑を取り囲んでいるのが若干残念ではあります。




高原の景色を楽しんだ後は、そのまま車山へダウンヒル。顔にあたる風が生ぬるい。こんな生ぬるい車山高原、初めてです。むしろ夏でもウィンドブレーカーが必要だったように思うのですが、この三連休はそれほど暑かったということでしょうか。

白樺湖から女神湖までの登り返しが暑さでダウン気味の私にはボディーブローのように効いてきます。ようやく本日最後の頂上、雨境峠に到着。


その名の通り雨の境になることが多いらしく、前回来たときここから先少し雨に降られたことがありました。今日は晴れのまま通過。ところが我々が通ってきた霧ヶ峰・車山高原には、このとき積乱雲が近づいてきていたようです。

ところでこの雨境峠、ヒルクライム界隈ではあまり有名ではないような気がするのですが、古くから重要な峠だったようです。武田氏の信濃侵攻で歴史上に現れたこの峠は、上田城攻めに失敗した徳川秀忠の軍が小諸城から関ヶ原に向かうときに越えたとも推定されているようです(『日本歴史地名大系』より)。近くには7世紀頃の遺物が出てくる遺跡もあり、旧東山道の一部とも言われてるとか。何の変哲もない、今だとあまり車の通りもない道路なんですけどね。

浅科温泉でお風呂に入りました。全く知らずに行ったのですが、25周年のサービスウィークかなにかで、入浴料が390円になっていました。(通常500円)明日まで使えるという抽選補助券を発行されそうになりましたが、それは丁重にお断りしました。お風呂からあがると、山の方が真っ暗になっていて、ものすごく背の高い積乱雲が見えました。レーダーを見ると、ちょうど通ってきた場所が爆撃を受けてました。



これを見ると、やっぱり雨境峠が雨の境なんですよね。面白いです。佐久平駅まで走っている間に雷の音が聞こえてきて、太陽も遮られて暗くなってきましたが、結局雨は降りませんでした。

暑さにやられましたが、富士山も見えましたし、今までで最もお天気のよい霧ヶ峰ライドで満足です。

本日のルート




0 件のコメント:

コメントを投稿