[自転車]中山高原のそば畑


夏休み2日目はお天気も良さそうだったので、長野県へ。東京よりは長野のほうが涼しいだろうとか思ったんですよね。間違いではなかったのですが、それは朝だけの話でした。

また明科駅。Suica使えないことは覚えてて、長野→明科の乗車券だけ先にえきねっとで買って持っていきました。


駅を出たときは結構涼しくて、このままいけばいいなーと思いつつ、池田町→大町へと走ります。残念ながら北アルプスの稜線は雲がかかってしまっていますが、稲穂が垂れる田んぼがきれいです。


今日の最初の目的地は中山高原のそば畑。2011年4月から放送されたNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」で有名になったロケ地のひとつ。




まだ満開というにはちょっと早い(最初の写真の手前側の畑は全く咲いていませんでした)のですが、白い蕎麦の花は、黄色い絨毯になる菜の花の季節とはまた違った趣があって良いです。

少し下ると、そこにも一面そば畑。


県道497号へ出て少し南下します。このあたりにぽつぽつ現れる集落と畑が私は結構好き。


 春に大町に桜を見に行ったとき、国道19号と大町の間にある山間部の狭い道路が、坂道きついながらも面白かったので、今回は393号を通って信級(のぶしな)という集落に行ってみようと思っていたのです。やはり長野県の3桁県道ですから推して知るべしなんですが、今回はさらに不穏なことに、入り口に「この先若栗より先通り抜けできません」という看板が。よそ者には「若栗」なんていう集落っぽい名前を書かれても全くわからないのですが、とりあえず閉鎖はされていないので行けるところまで行ってみようと、あまり路面のよろしくない道をえっちらおっちら登りました。が、努力むなしく、ようやく尾根にでたかな、というところでこの看板。


入り口の看板に不安を覚えていた私は、途中逆方向から下りてきた軽トラックのおじさんに「信級まで抜けられますか?」と聞いたんですが、「あー途中工事してるけど、多分大丈夫」なんて言われてここまで来てこれですか。ただ、動かせないようにバリケードになってるわけじゃなし、実際に動かされた感じもあるので、行けるかなーとも思ったのですが、一度も通ったことのない道ですし、もともとここまでの路面も良いものではなかったので、突破するのはやめておきました。

とはいえ、ここで通行止めに遭うとは思っていなかったので、全く代替ルートを考えていない。仕方ないので、県道497号をオリンピック道路のほうへ抜けて、いつもどおり長野駅に向かうことにしました。長野県(だけじゃないけど)の3桁県道をルートに入れるときは、もう少し精査をしたほうがよいですね。ただ、帰ってきてから道路閉鎖情報を見たのですが、393は載ってなかったんですよね。どこかに載ってますか?少なくとも今年の冬季閉鎖後は開いたみたいだし...災害は結構最近の話なのでしょうか。

いつもぽかぽかランド美麻方向へ抜けるときは県道497号を使ったことがなかったのですが、この道路めっちゃ展望良いですね。31号よりも道路は古く、ブラインドカーブも多いし幅も狭いし、下りの斜度も半端ないので走りやすくはないですが、景色は497号に軍配です。

というわけで、ぽかぽかランド美麻でご飯を食べ、小川村の道の駅でフルーツソースがけのソフトクリームを食べ、小川村の田んぼも秋の色になってきているなーと感動し...


最後は大室温泉まきばの湯でお風呂に入ってきたのですが、やっぱり暑かった。31号は遮るものが全くなくて、日差しがきつい。もちろん日焼け止めは塗ってましたが、ここまで直射日光がずっと当たると無理ですね。全体的に黒くなりましたが、見事太陽の方向、右足の外裏側は真っ赤にやけどしました。痛いです。

休憩するたびに「自転車で来たの!」「暑いでしょう〜」「今年の残暑は異常なのよ」と心配されました。今年は酷暑のレベルが異常で、暑い日に自転車に乗るのをやめていたので、こんな暑い中何時間も走ったのは初めてかもしれません。あまりおすすめしません。自分でもよく帰ってきたと思いました。私が長野市内を走っていたときは38度近くあったようです。風と湿度の低さに助けられましたが、危険な暑さでした。あとで写真を見ると気持ちよさそうなんですけどね。記憶の改ざんですね。

本日のルート


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