[自転車]千曲川周辺の桜-平成最後の花見ライド-


このルートは、実は3年前から温めてたものです。3年前、あんずの花を見に千曲川沿いに行ったのですが、その時その周辺は桜の名所も多いことを知りました。これは桜の時期にもう一度来ようと思いつつ早3年。平成の宿題は平成のうちにということで、ようやっとそのルートを走ってきました。

上田駅まで輪行。連休前最後の土曜日のはくたかは混雑していました。大宮あたりからは座れない人も。お天気良かったからかな。上田駅を出て、まずは上田城へ。このあたり一番の桜の名所ですが、そろそろ終わりの様相でした。3年前に見たしだれ桜はもう終わっていて緑に、そして桜吹雪は花筏に。


ここから自転車道を走ります。3年前にも書きましたが、景色は最高なのだから、もう少し整備すればよいのに。速度を出して走りたい方には向いていません。定期的に割れ目があって、なかなかハードな道路です。


千曲市に入ると少し良くなります。


上田市内と比べると桜がまだ見頃。


そして、本日最初にして最も行きたかった目的地、戸倉宿キティパークが見えてきました。すごいでしょう、山の谷が全てピンク。


キティーパーク内には七曲りの道路が通じています。上りは厳しいですが、何しろピンクの森の中を進んでいく感じで、厳しさを全く感じません(嘘)


道路の間に広場があります。


うさぎ小屋とか小動物がいて触れ合えるので、小動物という意味のキティをつけてキティパークなんですって。ちなみにキティちゃんはいません。天狗はいますけど。


どっちを見ても桜で、もう桜成分は十分吸収した、って感じ。


たかだか200mくらいの標高差ですが、上と下では開花状況に若干の差があり、ちょうど今上も下も満開(下の方は少し散り始め)でした。最上部の展望所からは満開の桜越しに渡ってきた大正橋が見えます。


このキティパークの園内の道路は一般道路で、このまま山を越えて裏側にあるあんずの里に出ることができます。詳しくは最初にリンクした3年前のエントリで。

もう十分桜を満喫した気分ですが、まだ始まったばかりです。再び下りて千曲川を渡り、逆側の山の上部にある姨捨へ。さらしなの里展望館の桜が満開。


棚田はまだ水が入る前でしたが、そろそろ田起こしのシーズンのようです。


姨捨駅の裏側には、りっぱなしだれ桜があります。ちょうど満開。


ちょうど見下ろせる道路にベンチが置いてあるのですが、電線が邪魔なんですよね。


姨捨といえば、古くから月見の名所です。下る途中にある長楽寺には月見堂もあるのですが、境内に姨石という巨石があり、その上から見る棚田がまた格別。一度月を見に来たいものです。


少し下りつつ北上するとあるのが大雲寺。ここも桜の名所です。大雲寺は曹洞宗の禅寺で、本堂の創建は江戸時代だとか。


お寺が桜に守られているよう


再び千曲川沿いのサイクリングロードに戻り松代方面へ。ここも桜がきれい。


そして振り返ったらこの景色。この日はずーっと向かい風だったので、逆方向で走ってもよかったかもと思ったのでした。


松代城は、城内は散り始めでした。すごかったのが花筏。


この日は風が強かったので、花びらが吹雪になってお堀をピンクに染めていました。


桜もまだまだ見られましたし、松代城はおすすめです。


一度千曲川を渡っておぎのや長野店でお昼を食べ、その近くの川中島古戦場へ。ここも桜の名所。ここは桜がたくさんあるところには足の踏み場がないほどレジャーシートが敷かれていました。


最後はいつものように大室温泉まきばの湯で。いつ来ても左側のお風呂が女性でしたが、願いが通じたのか、この日初めて右側のお風呂が女性用になっていて露天風呂から北アルプスの山々を楽しむことができました。前回来たときに男女の入れ替えがあることを地元のおばさんから聞き、「あちらのほうが景色が良いのよ」という言葉に楽しみにしてたんですよね。風呂場は写真撮れないですけど、ほぼ同じ方向で撮るとこんな感じ。西日が当たり始めた北アルプスはまるで蜃気楼のようで、私は好きです。ここの露天風呂は端によると道路から丸見えなので要注意(笑)


というわけで、これでもか、ってくらい桜を見てお腹いっぱいです。令和最初の花見は来年かな。

本日のルート。




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