[自転車]台風一過のような東京でオリンピックが近づいていることを感じる


雷と嵐のような雨が過ぎ去った東京は、朝から晴れてまるで台風一過のようです。あるいは梅雨の終わりの時期のような。近年、梅雨ってはっきりしないですよね。

というわけで、久しぶりに晴れたし、ようやく足の傷もふさがって動かすのに問題がなくなったのでリハビリ兼ねて自転車で湾岸部を一周してきました。強い南風の吹く湾岸部は、日が当たる場所は暑いのですが、海を通る風はそれなりに心地よく、まだ「自転車に乗るのは危険すぎる」というほどの暑さではないようです。

いつものように夢の島公園の前を通ると、ずっと工事をしていた駐車場入口が綺麗になっていました。ここはオリンピックではアーチェリーの会場になります。それに合わせて大々的に改装が行われています。アーチェリー場は下の写真の右奥のようです。左側に見えている歩道橋(まだ閉鎖中)はその会場に直接アクセスできるルートなのかも。


明治通りから湾岸道路に出ます。湾岸道路は東京都の自転車道構想では回遊ルートの一部になっています。ただ、産業道路でトラックが多く、路肩も狭くて自転車にとって危険すぎるのが難点でした。その解決策なのか、他の道路のようにブルーラインを車道に引くのではなく、歩道が非常に広くなりました。清掃工場の先から若洲につながる自転車道へ。この自転車道はとっても景色が良いのですが、今日は風が強くてちょっと怖かった。


東京ヘリポートでは、今日は日テレのヘリが給油してました。


また、最後の角を曲がると若洲橋の向こうにどーんと現れる富士山は、江東百景にしてもいいと思うくらい好きな景色。もうすぐ山開きの富士山ですが、6月10日〜11日かけて、季節外れの雪が降ったとニュースで言ってました。まだその雪が残ってますね。


ゲートブリッジの向こうには、本日(6月16日)に完成式典が行われる「海の森水上競技場」が見えます。ちょっとわかりにくいですが、中央に観客席があるのがわかるでしょうか。この競技場ではオリンピック・パラリンピックではボートとカヌー・スプリントが行われます(カヌー・スラロームは葛西臨海公園)。


青海に建設されている新客船ターミナルも順調そう。建物が作られ始めました。


こちらにお株を奪われてしまいそうな晴海の客船ターミナルには、今コスタ・ネオロマンチカが入港中。豊洲ぐるり公園からは全体が見えます。


話がそれますが、ぐるり公園ではよく釣りをしている人がいます。特に釣りは禁止されておらず、おそらく管理者が作ったと思われる「食べてはいけない魚」の説明書きがあるほどです。今日たまたま釣り竿が弓のようになっていてタモを海へ差し出している人がいたので見ていると、なんと大きなクロダイが上がってきました。我々だけではなく、通りがかりのランナーなんかも興味津々。「おー!!」って感じでした。この辺、結構クロダイが釣れるらしいのです。他にも高級魚のスズキも。小さいイワシとかを釣ってるのは見たことあるのですが、あんな大物が釣れるとは知りませんでした。

晴海側に渡ると、いよいよ選手村が出来上がりつつあります。これだけの建物を一気に建てることって他にあるのかなあ。高島平団地ができたときとか、こんな感じだったのでしょうか。うちの旦那が、「どれもこれも同じ建物に見えて、この中で選手が迷いそうだな」と言ってました。


東京オリンピックの開会式まであと約400日です。20日にはチケットの抽選も行われますね。気づくと後1年って本当にあっという間。オリンピックのとき、この辺どんな感じになるんでしょうね。


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