[自転車]那須高原〜板室温泉の紅葉


本当に久しぶりに雨の心配のない秋晴れの土曜日、那須まで行ってきました。以前登ったときはツツジの季節で、その時に渡ったつつじ吊橋から山を眺めていたら、きっとここは紅葉の時期きれいだろうと思っていました。ようやく天気と時期とが合う日がやってきました。

しばらくぶりの那須高原駅から出発。相変わらず「生乳生産本州一のまち」の看板は健在です。紅葉シーズンとあって混雑しているのか、自転車を組立てているとタクシーの運転手に話しかけられ、「今日は自転車のほうが速いよ、きっと」と言われました。


つつじ吊橋まで約23kmの緩やかな登り。実際、那須湯本の街まではちょうどよい斜度で気持ちよく登れます。思ったほど車も多くもなく、かつ那須は道路がきれいなので、自転車に乗ってて楽しいところです。登るにつれて、周りの木々が色づいてきました。今年は何度も台風が通過したために、かなりやられている箇所もありましたが、きれいなところはやっぱりきれいです。


つつじ吊橋は、ちょうど紅葉の境目でした。


ここより上はそろそろ終わりかけ。


これよりも下はきれいです。関東平野が一望できそうな那須高原からの景色は結構好きです。


下りの道の紅葉が光を浴びてきれいでした。


思ったよりもいい感じに登ってこられたので、那須湯本で少し観光です。前回は通り過ぎた殺生石を歩いてみました。


強烈な硫化水素臭の中を奥まで。自転車を入口においてきてしまったので、そのまま神社には行かなかったのですが、歩きなら那須温泉神社へ裏から回れます。


那須湯本はちょうど紅葉見頃でした。



那須湯本から県道を板室温泉まで走りました。山の中腹を横切る県道を私は平坦だと勘違いしてたのですが、なんと200mも登らされて、ここで足が売り切れた感じ。那須高原スカイラインという名前のついたこの道路、たしかに景色はとても良いです。



今回のハイライトは板室温泉の手前にある乙女の滝。地図を見ていて滝があることはわかっていたのですが、これがとても風情のある滝でした。紅葉まっさかり。


板室温泉は、山間にある雰囲気ある温泉地です。中央を流れるのは那珂川。奥に旅館が何軒か見えますが、いくつか離れたところにもあり、全体として板室温泉と称しているようです。カヤック(カヌー?)楽しそう。下の写真は那珂川を渡った後の上りの途中に現れるスノーシェッドの外側の歩道から温泉街を見下ろしたもの。ここは車道ではなく外側に取り付けられた歩道を行ったほうが良いと思います。


まだ駅まではしばらくあるのですが、ここで温泉入ろうと思ったので、日帰りを受付けている幸乃湯温泉へ。1回800円。


ここの玄関前の紅葉が見事でした。


源泉を持っているここのお湯はかけ流しなのだそう。温泉分析書によるとナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉で、無色透明。本当に足が売り切れた(両足攣りそう)と思っていたのですが、ここの温泉に入ったら復活した感じがしました。疲れが取れる温泉です。

下っていくと、途中にカツ丼屋があって吸い込まれました。ちょうどお昼だったのもあるのですが、自転車ラックがあるんだもの。


カツ丼美味しかったです。


あとはほぼ下りで那須塩原まで。駅が見えてくるとああ今日も無事に帰ってきたなあと思います。

本日のルート。温泉入った後、再スタートを忘れてちょっとデータが飛んでます。60km弱、1000mUPかな。リハビリにはちょうどよかったです。


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