[2020パラオ旅行]竜宮城パラオ - パラオの生き物たち-

パラオといえばやっぱりダイビングなんでしょうけれども、ノンダイバーの我々はもっぱらシュノーケルで遊びました。が、まずパラオの生き物として紹介したいのがこれ。


そう、にわとり。というか、その祖先と言われるセキショクヤケイ、という鳥だそう。鳴き声はコケコッコーです。最初宿の中庭でみた時は、宿で飼っているのだと思っていました。違いました。野生のセキショクヤケイは家畜ではないので食べないのだそうです。そしてなぜかパラオの鶏は超早起き。2日目の未明、奴らの鳴き声で目が覚めました。「もう朝か」と思って時計をみたら、まだ午前3時台。2日目に海を案内をしてくれた人に聞いたのですが、この島の鶏はみんな早起きなのだそうです。

パラオには鳥の天敵となる動物がほとんどいません。しかも周り全てが海ですから、魚が豊富で餌に困らない鳥の聖地です。海にいると比較的よく見たのが、ヒメクロアジサシ。最初カラスかと思いましたが、白い冠が特徴。


庭をあるいているムナグロ。


4日目に宿のNature Trail Tour(といっても参加は我々2人だけで、宿の敷地の山でいろいろ案内してくれた)に行ったときに見つけたホリイヒメアオバト。パラオ固有種で、国鳥に指定されています。「頭に紫の冠をかぶっていて、羽は緑、お腹は白と赤とオレンジ」と聞いたときはそんな派手な鳥、すぐ見つけられるでしょうと思ってましたが、遠くを飛んでるのは何度か見たものの、声はすれど姿はめったに見られません。ジャングルのような島で緑の羽根がカモフラージュとなり、慣れている人でないと見えないのだそうです。写真はトレイルツアーで案内してくれた現地のお兄さんが教えてくれて撮れました。



2日目にロックアイランドへシュノーケルとカヤックをしに行きました。少人数のツアーで回れるネコマリンおすすめです。ガイドしてくれた小川さんには鳥や珍しい花を教えてもらいました。その時もシラオネッタイチョウというパラオで神聖とされる尾の長い白い海鳥が見られましたが、あっという間で写真を撮る暇さえなし。

さて、パラオといえば海。その海の中はまるで竜宮城です。人に慣れていることもあって、人間が来ても全然逃げないどころか、餌をもらえると思って寄ってきたりするんですね(もちろん餌やりはご法度です)


ドロップオフ付近では、サメも。分かりづらいですが、魚群の左斜め上にいます。別のポイントではウミガメも見られました。


アジやイワシが群れてるところも



ナポレオンフィッシュにも会えました。これまた分かりづらいですが、尾が黄色い目立つ魚(おそらくウメイロモドキ)の後ろ。比較的すばしっこい魚の下で、悠々と泳いでる姿が印象的。


そしてサンゴもすごい


宿の目の前のビーチにも色んな魚がいました。何故か周りを離れないスダレチョウチョウウオ。


ずーっと旦那の近くをウロウロする魚も


魚と一緒に泳いでる感がすごくて、気づいたら長時間海にいる感じでした。「タ〜イやヒ〜ラメが舞い踊り〜♪」と浦島さんの歌がエンドレスリピート。


こちらも人慣れしている魚が多いのか、写真を撮ってると積極的に見切れようという魚が目の前を通りました。


いろいろな魚がいましたが、特徴がはっきりしていて名前がわかったのは本当に数種類。パラオには何百種もの魚が生息しているそうですが、魚の区別は難しいですね。

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