令和3年(2021年)大相撲初場所中日

 非常事態宣言が発令される中、大相撲初場所は無事開催されました。客席はもともと席数減らして発売していたところを、さらに6日で売り止めにし、全額払い戻しにも応じる対応をとってましたが、私の中で毎年の初場所の観戦は初詣に近い習慣というか、祭事的なものなので行ってきましたよ。そもそも近所だし。

開幕直前に横綱白鵬の感染が判明し、力士全員にPCR検査、陽性者の出た部屋は全員が強制休場。そのために十両土俵入りはこの寂しさ


関取の休場も戦後最多の16名(鶴竜のみ怪我)


土俵上は東京都が出している三密を避けろ、手洗い/マスクしろという感染予防を訴える懸賞旗が回ります。

でも大相撲協会の公式グッズ販売も含めて、どこも電子マネーOKになっていたのはGood。今回のお土産でヒットは、アルコール消毒しすぎでガサガサ感が増している手に優しい、鬢付け油香るハンドクリーム。これは他では無い感じ。ちなみにリップクリームもあります。


館内で食べられないですし、13時開場なので、お弁当類は一切販売なし、国技館焼き鳥はお土産用の大きめサイズで売ってました。中入りぐらいには売り切れてたので、もしこの状況が続いたまま観戦に行く方は先に手に入れるのが吉です。ひよちゃん焼きは、なぜかあんことカレー(!!)味の2種が売ってて、案の定カレーは余ってるようでした。いつも初場所の時期はチョコレートとかだったのにな...。

茶屋のところが飲食スペースになっていて、そこだけ飲食可能です。館内は飲みものだけ。小さいチョコとか食べてる人はいましたけど、弁当広げたり、大声で騒いだりするようなお客はいなかったですね。全体として静かなので、いつもとはちょっと雰囲気の違う観戦でした。

もしより密を避けたいのであれば、椅子席のほうが空いてます。市松で席を空けて販売してるので、両隣が空きますから荷物置きにも便利かも。一方で、マス席もものすごく取りやすくなってます。4人マスを2人で使いますから、後ろに持たれて足伸ばして見ててもいいから、それはそれで楽。こちらも前後や隣は来ない可能性も高いので、あとは値段と相談しましょう。

取り組みが終わった後、もぎった半券を使って親方による抽選会が開かれます。正面、西、東、向正面と順番に抽選していく形で、全員が一度に席を立って密になるのを避ける工夫だそう。抽選を全く無視してサッサと帰る人もいれば、抽選を待っている人もたくさんいる(結構いい商品がもらえる)ので、その工夫は功を奏しているように見えました。外に出て、大江戸線の入口に行くために博物館方向に曲がったら、いつもなら駅までずーっと人がいるのに誰もいなくて逆に怖いくらいでした。

春場所は大阪で開催できないか模索をしていたようですが、やはり東京開催が決定しました。この状況、いつまで続くでしょうね。東京も相撲茶屋はチケットが全く売れなくて(ご祝儀ももらえなくて)厳しいんじゃないかと。今はチケットが取りやすいのは本当にありがたいのですが、やはり前相撲から見て、お昼はちゃんこを食べ、なのに弁当だの、あんみつだのを買い込んでしまって今回も食べすぎたなーと思えるような場所が戻ってきてくれることを祈ります。

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