実は昨年10月にiPad miniをA17 proに交換したところで、eSIMにせざるを得なかったので、iPhoneも含めてOCNモバイルONEからahamo(iPadはデータプラス)に乗り換えました。ahamoは海外でも月額料金の範囲内で、残りのギガを使えるというのが一番とは言わずとも結構上位の理由でした。
ちょっと前まで海外に行くときは常にAiraloをつかってました。手軽に使えるし、しかも安い。今円安でちょっと高めになってしまいましたが、1500円くらいで十分な容量が使えるので、Wi-Fiルーターを借りるより絶対安いし楽です。テザリングもできます。
Airhaloは、ハワイ島、ベルギー、ベトナム、バリ島で使いました。ahamoに入れ替えてから、カンボジア、オーストラリア、シンガポール、マレーシアで使ったので、両方を比べてみます。
ahamoの利点
・特別な設定や契約は一切不要。飛行機降りたら、機内モードをオフにするだけ。いつもの契約内で30GB/月使える
・iPadも同じく使える(ahamoに紐づいたデータプランの場合)
・国ごとに契約する必要なし、トランジットの(他国の)空港でも利用可能
・月30GBまで2970円は安い、と思う(人によると思うので、欠点にも追加)
ahamoの欠点
・30GBは多すぎる?ちょっと高い(ahamo+データプランで約4000円)
・守備範囲は広いが、一部使えない国がある
・docomo回線一択。
・普段使うのもahamo(=窓口サービスは受けられない)。
・海外で使用し始めて15日をすぎると速度制限がかかる
Airaloの利点
・難しい設定なく、ほぼ世界中で使える
・MVNOならもっと安く契約できる。たまに行く海外旅行だけ追加で契約すればよいので、トータルでは安くできる(はず)
・追加購入で利用期間をのばしたり、容量を増やしたりできる
Airaloの欠点
・地域契約だと高く、国契約ではトランジット中などは使えない
・難しくはないが、eSIMのインストールは必要で、主回線・副回線などの設定変更も必要
・契約ギガ量によってはそれなりに高い(円安の影響もある)
どちらもSMSとテザリングはできるのは同じ、通話はできないのも同じです(docomoは海外ローミングを可にしていれば通話もできますが、国によっては1分100円だったりと高いので要注意)。物理SIM入れ替えの場合は、ものによっては通話がついてくるのが便利だったんですけどね。
トータルとしては私はahamoに軍配です。海外利用云々関係なく、特に普段から結構ギガを使う、という方にとってはahamoの30GBで2970円は相当な利点かもしれません。私も以前は特にストリーミング系アプリはWifi環境でのみ使用の設定をしていたのですが、一切しなくなりました。そして、乗り継ぎに別の国を使う場合でも(例えば2025年夏のようにシンガポールに一時入国するような場合でも)、やはり機内モードをオフにするだけで、その国のローミング回線に繋がります。一方で、ほとんど普段使わず、普段は安いMVNOのミニマム契約で十分という方や、事情で回線をdocomoにはできない/したくない方は、Airaloを都度契約でもいいのかなという気がします。また、ahamoのほうが利用範囲が狭いので、使えない国の場合はAiraloしかないですし、15日で制限がかかるので、半月以上海外を放浪される方はahamoだとだめですね。ちなみにどちらのサービスも上記どの国でも全く問題なくつながり、全くストレスはなかったです。逆にどこまでもメールやSlackが追いかけてくる感はありますが...
上記に書いたahamoの欠点は特に私にとっては大きな欠点ではないのですが、強いていうなら、1日15分、現地内だけ(日本への国際通話はなし)で良いので、海外ローミング用の定額通話つけてください... > docomoさん。それが付けば完璧です。
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