ここ数年、2月の連休は近場かつ暖かい東南アジアに行くことにしてるのですが、今年はフィリピンのセブ島へ。ユナイテッド航空が一昨年から成田ーセブの直行便を飛ばすようになり、案外安かったのでそれでいくことに(フィリピン航空より安かった。LCCは検討してない)。日本便のスケジュールがあまり良くないので、初日夜着、最終日朝発の本当に弾丸旅行。2つのエントリに分けて書きます。
1.セブまで、宿、そしてセブ島所感 ← ココ
2.オスロブにジンベエザメに会いに行く
・ユナイテッド初利用
もう15年以上ユナイテッド航空のマイレージプラス会員なのですが、主にスターアライアンスのマイル保管用に使っているだけで、実際にユナイテッド航空を利用したのは初めてです。経験として面白かったのでメモしておきます。
私が搭乗したのは、UA32便(成田→セブ)とUA33便(セブ→成田)です。いずれも本当は経由便で、LAX→NRT→CEB、CEB→NRT→LAX なのですが、機材は別、乗員も別で、成田発セブ行きは、ロス発成田行きのUA32便を待ったりしないようです(実際に経由でセブまで行く人もほとんどいないのではないかと思います)。ユナイテッドは成田発の太平洋島嶼便を非常に古い(なんと端末がタッチパネルじゃない)B-737の機材で回しており、私たちが乗った便は、コロールから成田へ、成田から高雄へ、高雄から成田へ戻ってきて、成田からセブへ行くというような機材繰りをしていました。機材は到着していたので、予定時間通り出発するものと思ったら、キオスク端末で搭乗券をだそうとしたら「出発時刻変更、17:50→19:45」という案内が出ました。
この後、遅延のメールが届き、乗員が到着していないため出発時刻を変更すると書かれていました。アプリに反映されたのはちょっと遅くて17時過ぎでした。18時半ごろ、スナックと水が配布され、そして出発時刻も19:45から20:30へと変更されました。乗員が成田に向かっている飛行機で来るので、それまで待てという説明です。同じく遅延していた高雄行きは、高雄空港の門限に間に合わないために欠航となり、出国キャンセルの手続きをするから搭乗口に集合せよ、というアナウンスが流れていました。20:20頃、ようやく搭乗が開始され、20:40頃出発。「安全に配慮しながらも全力で急ぐ」という機長のアナウンスがありました。セブに到着したのは1時頃。24時間稼働しているとはいえ、薄暗い空港を予想していたのですが、なんとめちゃめちゃ混んでいました。入国審査には長蛇の列ができ、窓口もフル稼働(外国人向けは7か所ぐらいありました)。列はかなりの速度で進みましたが、それでも30分くらいかかりました。荷物は預けなかったので、審査を抜けてそのままロビーに出ると、そこにもお迎えの人が大量にいました。宿に着いたのは2時頃。宿のフロントは他にもチェックインしている人たちがいましたし、道も夜中の2時とは思えないほど人がいます。以降3日間で強く思ったのは、空港だけではなく、セブは24時間眠らない街なんだということでした。
ちなみに翌日のUA32便、その戻り便である翌々日のUA33便はいずれも欠航していました。だれかインフルにでもなって乗員繰りがうまくいかなかったのですかね…
実は帰りのUA33便も遅れました。こちらは乗員の休息時間が十分に取れないため、というのが理由でした。さらにスマホでオンラインチェックインした時には、ボランティアで25日の便に振り替えてくれる人を募集しています、という案内が出ていましたから、欠航便のバッグログが発生していたのかもしれません。こういうときに、2日後でもいいよーみたいな身分になりたいです…。成田に近づいたとき、「この便は41番ゲートに16:00ごろ着くけど、サンフランシスコ行きは16:45発、32番ゲートです。一旦セキュリティチェックを経て、1階降りてゲートに行ってください」というアナウンスがありました。到着後、「11人、ニューヨーク、デンバー、サンフランシスコ行きの超タイトな乗り継ぎの人がいるから、その人たちを先に降ろすので、他の人は座って待ってて」と再度アナウンスがあり、彼らだけ先に降ろされてました。確かに45分発のサンフランシスコ行きはかなりタイト。だた、掲示を見たらニューアーク行き(17:15発だった)は、19:30に時刻変更されてましたけど。ニューヨークの天候不良(おそらく雪)で、全面的に欠航・遅延が出てたみたいです。ANAやJALのニューヨーク行きは欠航になってました。
ちょっと面白かったのは、UA32便のその後の対応です。当日は気づいていなかったのですが、メールを見ると”Customer Appreciation”というタイトルのメールが来てました。セブへの旅程で大変な思いをさせて申し訳ない、こちらのリンク先に入力してという案内で、実際に開いてみると(私はここで航空券番号や、予約番号ではなく、登録したマイレージアカウントでログインしました)、100ドル分のeクレジットか、5000マイルという選択肢が出たので、私と旦那とそれぞれ5000マイルづつもらいました。今までさんざん飛行機トラブルにあっている私からすると、完全に航空会社都合とはいえ3時間の遅延で5000マイルはかなり太っ腹です。ちなみに天候・天災によるトラブルを除く今までの補償は以下の感じ。
- JAL パラオからの帰国便(臨時直行便)がフィリピンの火山噴火により航路上の噴煙の影響で機材到着せず、18時間の遅延。遅延は天災によるものなので補償はないが、無理な機材繰りのために正式な機内食を出せなかったお詫びに1500マイル/人。そういえば、この時もグアム行きのUAは普通に飛んでたな…
- オリンピック航空 サントリーニ島ーアテネ便が大幅遅延。8ユーロ/人のバウチャー配布
- JAL 鹿児島ー奄美便が機材故障のため欠航。1時間後の便に振替、1000円/人のバウチャー
ユナイテッドの機内食は悪くなかったですし、遅延以外のオペレーションはとても効率的だったと思います。特になぜ遅延しているのか、どうすれば解消するのかという理由が書かれているのはよかったです。アプリもしっかりしていて、預け荷物のトラッキングなどもできるようになっていましたし、チェックイン開始とか、ゲート変更とか、搭乗開始とか、機内食のメニューとか、必要な情報はアプリで見ることができ、さらに必要な情報はプッシュ通知されてわかりやすいものでした。小さい機材で、預け荷物も少なかったこともあるのでしょうけれども、成田ではターンテーブルに到着したとたんに荷物が出てきました。それと比べると昨年のシドニーからの帰りのJALとか、2023年ベルギーから戻ってきたときのANAとか、やたらと待ったなあ、、、そして日本の航空会社のアプリってなんでこんなに使いにくいんでしょうね。SQとかと比べても日本の航空会社のアプリはダメ。
というわけで、初ユナイテッド体験は、良し悪しどちらとも言えない(単なる文化の違いとも言える部分もあるかも)微妙な感じでした。ただ、絶対にユナイテッドで乗継便は考えないとは思いました(笑)。
- シャングリ・ラ・マクタン
今回の宿は、シャングリ・ラ・マクタン リゾート&スバ セブ。3泊朝食付きで予約しました。バスタブがあるのも良く、オーシャンウィングの上位階で「ガーデンビュー」という触れ込みでしたが、十分に海が見えました。敷地がとても広く、散歩するだけで1時間はかかります。プライベートビーチも素晴らしかったです。
全体的に値段は高めですが、スパなら車で5分のベルスパを利用するのも良いでしょう。ベルスパはLINEで日本語で予約できて、空きがあれば当日でも大丈夫です。やってみたいメニューが決まっているようなら先に予約がおすすめかも。私たちがお願いしたのはベーシックな90分タイプのマッサージでしたが、大分癒されました(そして価格もホテル内のスパの半額でした)
朝食は6時から10時半まで、2か所のレストランでブッフェを楽しめます。3日目は朝食を食べなかったので、結局Tidesにしか行きませんでしたが、種類が豊富で満足。特にフルーツが素晴らしく、中でもパイナップルは絶品でした。
夜は2日目にBuko Barへ行ったところ満席で断られ、ロビーラウンジで食事をしました。とても大きなバーガーを食べました。
3日目はツアーから帰ってきた足でTea of Springに席を予約。どれも美味しかったです。
| 一人分を2人で分けてもらった |
| よだれ鶏の四川風、酢豚(パイナップル入り!)、そして香港式海鮮チャーハン |
残念ながら今回はアクティビティをほとんど利用できませんでしたが、無料のヨガなどのスケジュールも組まれており、リゾート内だけで完結できる雰囲気でした。 2月のセブは最高気温が27度くらい。やや湿気がありますが、海なので以外と涼しく暑いと感じることはありませんでした。むしろ夜は風があると気持ちよかったです。
ホテルと空港の往復については、行きはGrabでも良いかと思っていましたが、元々の到着時刻が夜遅く(22:10)だったため、往復ともやや高くても送迎をお願いしたのは正解でした。行きは前述の通り大幅に遅れて午前1時半頃ロビーに出ましたが、こんな時間でも10分置きくらいに到着便が来るセブ空港では、Grab待ちの場所にたくさんの人が待っていました。一方のシャングリ・ラは空港に送迎窓口があり、そこで予約者名簿を確認してすぐに車を用意してくれました。帰りも6:30に車を用意してくれていて、チェックアウト後に荷物を預けて朝食を食べてからギリギリに行ったところ、既に待っていてくれました。さらに途中の渋滞を回避するため、顔パスで制限区域に入ってショートカットしてくれて、大変助かりました。とにかくリゾートにいる限りはパラダイスに来た感じでしたが、セブの本当の顔はそっちじゃないかもしれない……と思ったのは次の話です。
- セブ島
前述の通り、セブ島は眠らない島です。遅延のせいでマクタン島のホテルに到着したのも午前2時頃、3日目はオスロブに行くためにやはり午前2時に宿を出発しましたが、いずれも街中はまだ宵の口の様相で、あちこちで大音量の音楽が奏でられ、そぞろ歩きの人々がいるという感じでした。それは田舎に行ってもあまり変わらず、ちょっとした町に出ると24時間開いているレストラン、ファーストフード店をあちこちで見ました。
3日目に行ったセブ島の南端にあるオスロブからの帰り、初めてリゾートの外の街中を明るい時間に車で通りました。リゾート島のセブという印象はかなり覆りました。マクタン島の海岸線をリゾートが独占し、巨大なホテルが建っているところだけハワイのようで、それ以外はスラムと言っても過言ではない地域もたくさん見ました。リゾートを出るとすぐ、渋谷の宮下公園を不法占拠していた小屋のほうが立派だったんじゃないかと思うような崩れかけた家があちこちに見えます。彼らは、朝から晩まで飛行機で飛んで来る外国人をどう思っているのでしょう。そして、本来なら彼らの国の海岸線を、外国資本のホテルが独占してプライベートビーチにしてしまっているのもどうなんだろうと思います。大きな工場や会社は大概外国資本、多くが日本の企業です。車もほぼほぼ日本車でトヨタ車をたくさん見ました。一方で、台風のせいなのか、がけ崩れの跡が生々しく残る海岸線沿いの道路で舗装も直っていないような場所もありました。ただ、そんなところでさえしっかり携帯電波は入りました。昨年訪れたカンボジア(シェムリアップ)も外貨によって歪んでしまった国だと思いましたが、もしかするとそれ以上かもしれないと思いました。
2.オスロブにジンベエザメに会いに行く へ続く




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