[旅行]海洋貿易の交差点、ジョージタウンを歩く③ジョージタウンと郊外の寺院、そしてストリートアート

 

古い町並み。トライショーは乗らなかったけど、このあたりではよく見ます。

1.  入国、交通、お食事
2.イースタン・アンド・オリエンタルホテル
3.(この記事)ジョージタウンと郊外の寺院、そしてストリートアート
4.(番外)トランジット7時間でシンガポール散歩


世界文化遺産ジョージタウンの街は、複数の時代の古い家屋が残されていて、独特の町並みを形成しています。ホテルに置かれていたジョージタウンの建築史説明によると、時代によって徐々に洗練(様式が複雑化?)されてきているようです。基本的には長屋作りなのだと思うのですが、建物によって高さがちがったり、形が違ったりして、それほど統一性は取れていないところも、東南アジアっぽいなと思いました。

原色が多数使われていて、意匠もそれぞれ違うのに、全体として統一が取れている気がするのが面白い

一歩路地を入ると静かな場所も

海側へ行くと英国風の立派な建物が増える

また、イスラム、ヒンズー、仏教...と様々な宗教が同居しているのも面白いです。

スリマハマリアマン寺院。海側からセント・ジョージ教会、観音寺、スリマハマリアマン寺院(↑)、ヤップ・コンシー、アチェ・モスクの並ぶこの通りはハーモニー通りと呼ばれるそう


観音寺


ヤップ・コンシー


カピタン・クリン・モスク

郊外の極楽寺、寝釈迦仏寺院にも行ってきました。どちらもなんですが、寺と言われてイメージする日本の仏教寺とは全然違うんですよね。すごくカラフルで。下手したら電飾されてたりして。

伽藍は広くて、かなり登る

リボンには願いが書かれているようなので、絵馬みたいなものか

本堂の天井も独特

寝釈迦仏寺院は更に派手。

この中に寝釈迦仏

ジョージタウンの最近の流行りはストリートアート。アルメニア人が住んでいたというアルメニア通りを中心に、単なる落書きから、きちんと作られたワイヤー彫刻まで、様々な「アート」が通りを埋め尽くします。有名な作品をプロットしたマップもあり、ホテルや観光案内所で手に入ります。

学校の壁に描かれてた(車は本物と思われる)これが私はお気に入り

Kids on a Bicycle は非常に有名で、多くの観光客が写真を撮ってます。朝早めに行くのが吉。

Boy on a Motorbike はたまたま誰もいなくて、駐車車両もなく見られました。

迫力という意味では Fisherman がよかった。壁から出てきそう

ワイヤーアートのほうは夜はライトアップされる


Spy。20世紀初頭にこの辺にあった日本人カメラショップがスパイ活動をしてたって話があるんだって、という内容が右上に書かれている。日本はペナン島を1941年から終戦頃まで占領している。ほかのワイヤーアートと異なり、面を多用したところが面白い。

アルメニア通りの途中から入ることのできる傘の道。

このあたりは建物がやや立派で、手入れもされている様子がうかがえる。


ブルーマンションは最後の夜にディナーしに行きました。ジョージタウンをめぐるツアーの中にブルーマンションのランチを含むものもあったりしますが、レストラン自体はオンラインで(英語のサイトで)予約ができます。お昼はもう少しリーズナブルなコースメニューがあるようです。





3日間、結構歩き回ったのですが、路地が多いし、碁盤の目でもなく、行き止まりも多いので、毎回迷ってました。あのアートどこで見たんだったけな...みたいな。逆に地図なく歩き回り、あ、こんなところにもアートがというのが楽しいかもしれません。

ちなみにどのガイドにも全然乗ってなかったんだけど、このストリートアートの色使いが私は好き。


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