2017年2月21日

東海汽船で伊豆大島へ自転車輪行してみた


2月の比較的旅客の少ない時期に自転車を大島に船で持ち込んだ際のもろもろです。

■計画案
22:00東京発の客船に乗って翌6:00に伊豆大島到着、その日の夕方のジェット船で帰ってくるルートです。客船が欠航することはあまりないようですが、ジェット船は特に風の強い冬場は頻繁に欠航するようです。その日に帰ってこられないのは困るといったスケジュールは立てないほうが無難です。なので私は金曜日夜出発、土曜日帰宅にしました。万一土曜日に帰ってこられなくても、翌日も休みなので問題ありません。

■乗船券購入
方法は3つ。
 -インターネット予約(10~15%の割引あり)
   要利用者登録、予約は乗船の72時間前まで、一部席種は選択不可
 -電話
  毎日9:30-20:00、当日でも可
 -出帆港窓口
  当日乗船券のみ。
あとは旅行代理店などでも取扱いがあるようですが、恐らく手数料取られますし、乗船券だけで売ってくれるのかは不明。

当日「天気が晴れ」で、かつ仕事も終わり、22:00の客船に乗れたら行くというスケジュールだったので、乗る直前ノコノコ20時半ごろ竹芝桟橋の窓口に行ったら、1等か2等椅子席しかありませんでした。当日でもいいから電話しておくのが吉です。電話で聞かれるのは、人数、代表者氏名、連絡先のみです。客船の場合は性別も聞かれるのかも。女性優先席希望などは電話の際に伝えたほうが良いです。

帰りのジェット船は、6時に岡田港へ到着したときにはまだ窓口で売っていなかったので、9:30に電話をかけて予約しました。東京行きの最終出発便となる15:30発のジェット船は既に前日に窓口で聞いた段階で満席、15:10発も混雑しているとのことでしたが、15:00の増発便東京行き(しかも途中経由なく直行)はかなり空席がありました。土日は時刻表には掲載されていない増発便が出ていることがあります。東海汽船のウェブサイトの運航状況のお知らせに2ヶ月先あたりまでの増発便情報が掲載されています。

■竹芝客船ターミナル内の施設(あるもの・ないもの)
東京愛らんどというアンテナショップがあり、客船出航時間ごろでも軽食(スパゲティやカレーのような食事もある)を出しています。隣にある素敵な「鼈甲鮨」というレストランは15:00で終了のようです。食事については周りにもお店はあるのですが、このまま客船で寝るつもりの恰好で入れるお店は無いです(笑)。また、一般的なお土産は帰りにアンテナショップでも買えますから買い忘れても安心(?)です。

船内にも飲料や軽食の自販機がありますが、客船ターミナルの目の前にファミリーマートがあるので、そこで買っておくと良いでしょう。自販機は客船ターミナル内にもあります。

時間があったのでターミナル内をひととおり歩きまわったのですが、空港などにあるようなシャワー室などはなさそうでした(船内にシャワー室はあります[有料]、使ってないので水の出などよくわかりませんが)。港区の銭湯が徒歩15分程度のところ(金杉橋の近く)にあります。また、お金にゆとりがある方はゆりかもめで大江戸温泉(最寄り駅はテレコムセンター駅、竹芝駅から15分)に行くのもありですが、意外と夕方以降のゆりかもめはどちらの方向も混雑してるそうなので、輪行には向かないかもしれません。客船ターミナルで自転車預かってくれると良いんですけどね。

■自転車の持ち込み
客船は輪行袋に入れれば無料です。Dデッキ階段正面に荷物置き場が区切られていて、壁に寄りかける形で置きます。私が乗った客船がたまたまだったかもしれませんが、大島で降りる人ばかりではないので、取り出しやすい場所に置くとよいかもしれません。ジェット船に自転車を持ち込むには、輪行袋に入れなければなりません。その上で手荷物料金として1000円取られます。

■1等船室ってどんな感じ?
結局1等船室にしたのですが、意外と良かったです。私は夜行寝台でも一人で乗ってしまう人間なので、あまり参考にはならないかもしれませんが、他人と相部屋で雑魚寝することを気にしない人にとっては全く問題ないでしょう。特2等、特1等は2段ベッドでカーテンがついているので、個室感覚で使えるためか人気なのです。一方で1等は10人ほどの相部屋なので人気がありません(そのため最後まで残っていた)。その「人気が無い」のがミソ。「相部屋になります」と窓口で言われていましたが、10人部屋に割り当てられたのは我々夫婦以外はおじさん1人でした。経由地の横浜で乗船してくる人がいるのかと思いましたが、結局乗る人はなく、がらんと広い部屋に3人のまま大島へ。10人の部屋を3人で使うのですから、他人とぶつかることもなく広々です。荷物も自由に置けますし、コンセントが2口しかなかったのですが、おじさんと私とで分け合って使えました。逆に我々がこんなギリギリにチケットを買わなければ、おじさんは10人部屋を独り占めできたわけです。金曜日の夜行便でこれですから、平日でしたら相部屋にならない可能性も高そう。また4,5人のグループなら相部屋にならず、部屋を好きに使える可能性もあります。4名までなら特1等1室貸切という手もありますが、一人あたり1660円も違いますし、賭けですがやってみる価値はあるかも。消灯も1等は部屋毎で個別なので、1グループで独占してる場合は消灯時間も関係ありません(もちろん騒ぐのは論外ですが)。女性のみの場合は、女性優先席(室)があります。

2等と1等の違いは、マットレスがあるかないか。絨毯(と言っても固い板)の上で寝られる人は2等でも良いでしょう。1等はマットレスがついてます。私は板張りと言っても夜行寝台みたいなものだろうと思ってましたが、本当に固い板だったので、その点でもやや値は張りますが、1等にしてもよいかなと思いました。

なお、2等椅子席も見てみましたが、本当の平日ならともかく金曜日は2月であっても横の空席を複数使って横になれるほど空いてません。

出航してから何度かアナウンスがあったのですが、上位席キャンセル待ちというのがあるようです。例えば2等椅子席から特2等に変更できるのでしょうか。出航後も番号が6番の人あたりまで呼ばれてました。予約してても乗らない人が結構いるってことですね。

■船内のその他の施設
トイレに更衣室があります。相部屋で着替えにくいという場合に使えそうです。シャワー室は有料ですが、洗面所はちゃんとあります。顔を洗うには少し水の出が悪いかなとは思いましたが、まあ大丈夫だとは思います。トイレもまあ普通というか、綺麗でしたよ。


2017年2月20日

[自転車]早春の伊豆大島一周


どこで見たのか忘れてしまいましたが、伊豆大島で椿祭りが開催されており、しかもその時期は伊豆大島行きの船が割引されると知りました。そう言えば大島って行ったことないなと思って2月半ばの金曜日〜土曜日、伊豆大島へ行ってきました。

行きは金曜日22時発の神津島行き客船に乗りました。船で輪行する件は色々あったので別途備忘録として書きたいと思います(→東海汽船で伊豆大島へ自転車輪行してみた 参考)。ここでは割愛。宿泊を伴う客船に乗るのは、恐らく中国の長江を下った時以来だと思います。夜から移動して何処かに行くのって、夜行列車もそうですがワクワクしますよね。ただ、寄る年波には勝てないのか、あっという間に寝てしまい、途中経由地の横浜に入る直前のアナウンスで「間もなくベイブリッジを通過します」と言われても、そして「大桟橋に停泊しました」と言われても、起きることができませんでした。

5時起床。支度してふと外を見ると陸地の明かりが見えます。東京から横浜を経由しても実際は7時間くらいで大島に到着します。22時に東京を出ると7時間ではあまりに早く着いてしまう(着いても日の出まで時間があって出来ることが少ない)ので、予定の6時に到着できるように少し沖で停泊するようです。甲板に出てみると、餌がもらえると思ってるのか、沢山のウミネコかカモメが船の近くを周回してました。

この時期の日の出の時間は6時20分頃。夜明け前のふ頭でまずは朝ごはんを食べました。ちなみに24時間のコンビニなんていう便利なものはなく、6時に客船が到着しても開いてるお店などはありません。朝食は本土から持ち込んだほうが良いです。


東京方面へ行く船は、この岡田港(ヨミは「おかたこう」、濁らない)か、伊豆大島の中心地にある元町港のいずれかから出発します。どちらから出るかは当日9時頃にならないと分かりません。帰りも岡田港と分かっていればある程度荷物をロッカーに入れるとか出来ますが、とりあえず輪行袋なども全て自転車にくくりつけて6:30頃出発。港からぼんやり富士山が見えました。


今回はまず大島を時計回りに一周しました。大島一周道路に出た後、すぐサクラ山という場所があって、ピンクの花が咲いていました。オオシマザクラは白いので、違う種類だと思うのですが、島のあちらこちらでこのサクラ見かけました。カワヅサクラ?


島の東側は、ジャングルのように鬱蒼とヤブツバキが生い茂る場所などがありますが、こういう階段とかも面白いです。


ツバキはいろんな種類があるようで、見頃のものもあれば、もう落ちてしまったと思われるもの、まだ咲いてないのかなと思うものなど、いろいろありました。これは見頃な木々。明石潟という一番オーソドックスな品種ですね。


そして、大島といえばオオシマザクラ。カワヅザクラの親類ですが、やはり早咲き品種として有名です。そのオオシマザクラの中でも特に早咲きの寒咲大島がちょうど見頃でした。クリスマス頃から咲くものもあるそうで、春というか冬の花と言ったほうが良いかも。


東側の道路は、動物園を過ぎたあたりから一気に登ります。標高300mあたりまで登った後、波浮港へ向かって下るという、かなり厳しい道路です。でも厳しいなりに高いところに登ると景色は綺麗。遠くに見えるのは、恐らく房総半島。


眼下に見える海も蒼くて綺麗です。


その先に見えるのは、筆島。これ、元は火山の火道だったものが残ったものなんだそう。すごい。


波浮港は特徴的な形をしています。波浮地区は2段に分かれていて、上段はこのあたりからもよく見えます。


しかし港は、真ん中に穿たれた穴の下。


元々この港は火口湖だったそうです。江戸時代の大地震による津波で決壊し、海と繋がり港になりました。この高い崖は元は火口壁。その縁を快走します。


東と比べ、島の西側は栄えています。商店もあり、補給に困る可能性も少ないです。歴史的に伊豆と繋がりの深い大島。主な港も西側にあることで、西側が開けたのでしょう。

間伏の集落を抜けて少し行くと、立派な地層断面が見えてきます。「この断面、地学の教科書で見たことある!」ってやつです。


西を向いているので、撮影するならあまり朝早くないほうが良いかもしれません。上と下の写真は8:50頃撮影。


この地層、地殻変動による褶曲でこうなったのかと思ったのですが、元々の地形に並行に火山灰が乗った結果なんですって。天然の芸術作品ですね。

伊豆大島最大の集落、元町に到着。ここから三原山へ登ります。元町側から三原山に登るには、三原山登山道路(都道207号線、そうここは東京都)か、御神火スカイラインの2ルートがありますが、地図に線を引いていたときに御神火スカイラインの斜度に恐れをなして、やや距離はあるものの常識的な斜度の三原山登山道路を選択しました。こちらは良いですよ。やや緩やかな道路で、適度にU字カーブがある、私の好きな登りです。なんとなく箱根の一国を思い出させます(交通量は大島のほうがずっと少ないですが)。一方の御神火スカイラインは、箱根旧道です。距離は短いものの、単純計算で平均斜度10%。下りで使いましたが、これを登るのはかなりきついだろうと思いました。

大島温泉ホテルの分岐をすぎると、尾根伝いの景色の良い道路に出ます。三原山が綺麗に見えます。


道路もまっすぐ


登り始めた元町の町並みがはるか下に見えます。よく登ってきました(いやたった500m程度)。遠くに見えるのは、伊豆半島の山です。


御神火茶屋でコーヒーをいただき、御神火スカイラインを下りました。素晴らしい眺めです。


実は、どちらのルートで登ろうか考えていたとき、ストリートビューでこの道路を確認してたんですね。しかし(伊豆大島全体がそうなのですが)ストリートビューの情報は古いのです(2017.2現在、ストリートビューの画像はメタデータのよると2013.8撮影)。現在の御神火スカイラインは森の中を抜けるような道ではありません。何故かというと、2013年10月16日、台風26号による記録的豪雨によって、夜中に山が崩壊し、元町の神達地区を飲み込んだからです。御神火スカイラインは正にその土石流が通ったところにありました。今の御神火スカイラインは、土石流によって全てが流された山の斜面を這うように再建されています。途中には恐らく家があったところでしょう。更地に献花台が設けられている場所や、土台だけが残された土地に祠が祀られていたりする場所もありました。土石流発生からもう3年半が経ちますが、ここではまだまだ現在進行形です。


11時頃、再び元町の中心地へ戻ってきました。ここでまずはお風呂。御神火温泉という日帰り温泉施設があり、温泉に入ることができます。ナトリウム-塩化物泉で、源泉温度が低いために加温しているようです。ちょっと消毒薬臭かったのが残念でしたが、温泉は温泉です。ややぬるめのお湯と、熱めのお湯が設けられていて、下りで冷え切っていたために生き返る気持ちです。湯上がりには大島牛乳をいただきました。大島はかつてホルスタイン島と言われるほど乳牛がいたそうです。それが不況と大手の同業他社との競合で工場が閉鎖、現在は有志で乳牛を飼育し、牛乳とバターの生産を復活させてるのだとか。


元町からは富士山も見えます。見えますが、この日はややもやっていまして、かろうじて浮かび上がる富士山。


ここからはサンセットパームラインという海岸道路を行きます。対岸に波で削られた赤黒い崖が見えます。大島自体が火山によって作られた島であることを思い出させます。


元町から岡田港へは約7km。大島一周道路から一気に港へ下りて、12:30頃到着しました。ここで本日は終了。元町でお昼を食べずにここまで我慢したのは、出港までの時間が読めるからゆっくりご飯が食べられるだろうと思ったのと、岡田港が出航地にならないと開店しない漁業共同組合の食堂「浜のかあちゃんめし」に行きたかったからです。


本日の日替わりメニューは、金目鯛の煮付け定食(1000円)。旦那はそれを選択。よく考えると、金目鯛って伊豆半島でよく出ますよね(そして高級魚のイメージ)。海を挟んで反対側の伊豆大島も同じ海で魚を獲ってるわけで、そりゃ金目鯛も獲れますね。アラ汁や、小皿、おかわり自由のご飯、さらには小さい甘味も付いてこの値段は安い。金目鯛はなんと2尾分でした。


私は島の名産とも言えるべっこう丼(1000円)。ご飯にピリ辛の唐辛子醤油に漬け込んだ白身魚を乗っけたものです。青唐辛子を醤油に漬け込むと自分でも漬け用の醤油が作れるそうですが、べっこう醤油としてお土産品でも売ってました。これも美味しかった。ご飯が私の好みで、それだけでも幸せ。アラ汁にはもちろん明日葉が入ってます。この明日葉もやたらとフィーチャーされてて、お土産のお菓子やソフトクリームなんかにも使われていました。また生の明日葉がどんと束で200円で売ってました。うーん、そこまで使わないかな。。。


まだ船まで時間があるので、隣のフルーツファクトリー大屋で食後のコーヒー。大島牛乳を使ったカフェオレなどを出してくれます。外見から昔はお土産屋だったのでしょうけれども、半分を店舗、半分をキッチンに改装してカフェを営業。本業はジャム製造のようです。いろんなジャムが並んでて、試食もさせてくれます。夏みかんと、清五郎みかんで迷っていたら、いろいろ教えてくれました。夏みかんはやや苦味がつよいけれども、マーマレードとしてはいい感じ。清五郎みかんは大島でもほんの少ししかとれない甘みの強いみかんだそうで、マーマレードというよりみかんを食べてる感じでした。迷った結果、清五郎みかんのマーマレードを購入。その他にもキウイや柚子などいろいろあります。ちなみにりんごだけは大島産ではなく長野産だそうです。昔は八丈島とかでしか収穫できなかった南国の果物も、最近は品種改良と温暖化で大島でも穫れるんだそうですよ。


お土産品としては、椿油は大量にあり、あと大島バターなんかが売ってましたが、この大島バターを味わうならとおすすめされていたのが岡田港の食堂イズシチ丸で出してる塩バターラーメンだそう。次はそれにチャレンジしたいです。ちなみにバターも売っていましたが、225gで1230円、エシレバターと同レベルの価格でした。幻のバターと言われ、島外ではほぼ見られないそうです。ちょっと食べてみたいけど...

帰りは岡田港15:00発のジェット船を利用しました。竹芝(東京)へ行く最終のジェット船は15:30発ですが、それは既に前日の段階で満席だったのです。15:00発は増便で、東京直行。行きは8時間もかかったのに、帰りはなんと1時間45分で竹芝桟橋です。そこから自宅までゆるゆると自走しても15分程度。実は伊豆半島よりも伊豆大島は時間的に(料金的にも?)近いのでした。

同じ東京都ながら、あまりに離れてるために都内であることを忘れがちな伊豆諸島。今回初めて行きましたが、まだまだ見逃したものが沢山あります。波浮地区は港のところまで下りてみたいですし、東側から三原山に登るルートもあります。また、1986年の噴火で出来た割れ目火口へ行くルートもありましたし、ルートも改良余地がありそうです。何より、一周道路は本当に綺麗で、走りやすかった。それはアジア選手権や全日本自転車選手権が行われたからなのか、それとも所属する自治体がヨーロッパの一国と同じくらいの予算を有する東京都だからなのかは分かりませんが、自転車天国であることは間違いありません。ただ、案外情報が少ないかなという気も。椿の開花情報などもいろいろ探してほんの少ししかなかったり、オオシマザクラの情報も少ない。東海汽船の予約情報もやや不親切で、もう少し改良の余地があるかなと思いました。そもそもインターネット予約を受け付けるなら、せめて5時間前くらいまで受け付ければいいのにと思うのですが(現在は72時間前まで)。あとは富士山がばーんと見える快晴の日に来てみたいですね。

というわけで、東京の島を満喫した一日でした。







2017年2月11日

[自転車]伊豆の河津桜巡り


ヒカンザクラとオオシマザクラの自然交配種と言われるカワヅザクラは、河津川沿いをはじめとする河津町の至る所に咲いています。最近ではこのカワヅザクラは早咲き、かつソメイヨシノよりも日持ちがするために、観光資源としてあちこちに植えられて見られるようになってきました。我が家の近所でも並木があるくらいです。とはいえ、河津は別格ですよね。昨年は行きそびれてしまったので、今年は行ってきましたよ、早咲きがさらに早咲きしている伊豆へ。

出発は伊豆急下田駅。ここからまず南伊豆町の「みなみの桜」を見に行きます。河津からも遠くはないのですが、青野川沿いにカワヅザクラを植えて並木とし、遊歩道を整備しているのです。遊歩道沿いに温泉があるのも河津にそっくりですが、駅から歩ける距離ではないので人は明らかに河津よりも少ないのが良いです。


全体的には5分咲き程度かなと思います。来週末でも大丈夫かも。ただ、結構ばらつきがあり、上の写真の桜はほぼ満開。特に日当たりの良い左岸側の中心部は見頃でした。



再び伊豆急下田駅まで戻り、国道414号を河津の方向へ向かいます。途中から国道を逸れて河津川の方へ下りていくのですが、その途中から下を覗くと、結構咲いています(最初の写真)。豊泉橋よりも上流、大階段で河岸へ下りられるあたりが良さそうです。

実際に行ってみると・・・やはり大階段の上流方向は見頃でした。また原木はもう満開を過ぎている感じです。少し葉が出ていました。原木は川沿いではなく、交通量の多い道路沿いの家屋にあるので、いつもやや早いですよね。


満開になってしまうと葉が見えるものも出てくるので、7〜8分咲きくらいのほうが綺麗だと私は思ってます。


渋滞を避けつつ海まで出ると、すごーく綺麗でした。今日はお天気良かったので、行きの伊豆急行の中でも車内放送で「左手をご覧ください」と伊豆七島の案内があったのですが、大島近い!ですね。そして三原山が雪かぶってます。行きは熱海まで新幹線使ったのですが、神奈川の西側はかなり雪が降ったらしく、小田原は平地まで真っ白でした。東京はパラッと降ったくらいだったので、車窓の変わりように驚いたのでした。


さて、ここから「半島の海岸沿い道路は大抵アップダウンの連続」であることを足で楽しみ(?)ます。


河津町を離れても、伊豆はあちこちにカワヅザクラが咲いています。川沿いの並木ではなく、交通量の多い国道沿いの桜は、気温が違うせいか既に満開を迎えており、それを楽しみながら、そしてアップダウンに苦しみながら進んでいきます。途中、今井浜のオレンヂセンターでお昼を食べ、そしてウルトラオレンジジュースを飲んで補給。生のオレンジがあちこちに成っているのを見ていたので、お土産に買いたくなるのですが、さすがに重いのでぐっと我慢です。代わりと言ってはなんですが、ウルトラオレンジジャムを買ってきました。プレーンヨーグルトに入れるのがおすすめと言われましたので、ヨーグルト買ってこなくちゃ。


伊豆高原までは国道を行くのですが、祝日のためにトラックは少ないものの、やはりそれなりに交通量があるので気を使いました。伊豆高原駅を過ぎて、城ヶ崎入り口交差点から県道へ。ここからの道路は最高でした。振り返ると下に見える海とか、


その海沿いの道路も。


ご覧のとおり、国道とは全く異なり交通量はほぼゼロです。そして、伊東に近づいてくると、雪が積もった箱根の山が見えてきました。


伊東の街には七福神の像を持つ共同浴場が8つ(布袋さんが2つ)あるのですが、そのひとつ、和田大湯に入ってきました。和田大湯は伊東最古の温泉ですが、2008年に建て替えられて、建物は綺麗になっています。泉質は単純泉(低張性弱アルカリ性高温泉)、やや源泉温度が高いので加水してますが、循環ろ過無しの掛け流し。真ん中に湯船が掘られてるのが伊東式だそうで、壁は一面カラン。地元のおばちゃん(おばあちゃん)たちがおしゃべりしつつ入ってました。他所ものがお邪魔してすみません。


伊東駅で終了。1日西風の強い日でしたが、東側の海岸沿いを走っていたこと、真西というよりもやや南よりの西風だったために、むしろ追い風だったのが幸いでした。カワヅザクラを見ると、もう春の気分になってきますね。