今年はまずは何をさておいても引っ越したのが大きくて、いろんな意味で環境が変わりました。築地までなら自転車で行けるかなと思って、自分用のクロスバイクを買ったのですが、思った以上に自転車の可動範囲が大きいことを知ることができたのは、思わぬ収穫でした。ちなみに今年の目標のひとつが「自転車を買って、上野まで行ってみる」だったんですが、今思うとあまりに低すぎる目標設定でした(笑)。自転車のよいところは地元を知ることができることで、電車だと行きにくいのに、物理的には近い場所というのが多々ありますが、徒歩ではその範囲が限られてしまいますし、かといって自動車で移動する距離ではない、という中途半端な距離が、自転車だとちょうどよいのです。また、自転車の速度自体も、町を知るのによいのかもしれません。子供のころは、自転車であちこちに遊びに行って地元を知ったものですが、結局人間は子供でも大人でも同じってことですよね。区内くらいなら余裕で移動できるので、方向感覚というか、どことどこがどう繋がっているのか分かってよかったと強く感じています。そして今はロードバイクがとっても欲しいです。
引っ越して東京競馬場が遠くなってしまったのが非常に残念なのですが、一方でよいこともありました。映画館がものすごく近くなったのです。一度帰ってきて、家でごはんを食べて、券だけ持ってレイトショーに行く、ということができるようになり、映画が身近になりました。多分シネコンの近くに住んでる方は同じようなことをされるのではないでしょうか。その映画館も、土日は外からの客も多いと思うのですが、平日の夜は「家でテレビ見る」感覚で来る人が多いのか、手ぶら&楽な格好の私のような方もよくいます。
というわけで、今年映画館で観た映画は32本。多分今までで最多です。
今年最も面白かった映画は『南極料理人』。私の中で、今最も注目する俳優・堺雅人主演映画の中でも、この作品は彼の持ち味が存分に発揮されている映画だったと思います。笑いの方向が独特で、きっと原作も面白いんだろうなあと思うのですが、まだ読んでません。
映画を観たら、原作も面白そうと思ったものが、『風が強く吹いている』。本当に期待しないで(しかも招待券だったし)観たのに、この爽やかさ、この感動は何なんだと思うくらいよかった映画です。原作も読んでしまいました。先に映画を観てしまったので先入観入っていますが、映画は原作の雰囲気を見事に表現してると思いましたし、原作は原作で、映画では表現しきれない各々の気持ちが描きこまれていて、結末を知ってるにも関わらず面白く読めました。
そして今年の目玉は本格的に3D映像が導入された『アバター』ですよね。映画は脚本が重要と思う私も、あの映像には圧倒されました。雪や埃みたいなものが目の前をちらちらすると払いたくなったり、人々が集合するシーンでは、手前に映っているエキストラの頭が邪魔だと思ったり(笑)。きっと初めて映画を見た人たちが感じた驚きを、あの映画は追体験させてくれているように感じました。映像で感動できる映画もあるということを久々に思い出させてくれた映画です。
海外の映画では、『フロストXニクソン』がよかったですね。映像の怖さと、それがジャーナリズムの中心となっていく時代を知ることのできる映画ですが、テレビからインターネットへ、報道における媒体のパラダイムシフトが起きている今だからこそ面白いとも言えるストーリーでした。
ふと気付くと、最近日本映画が結構面白いなーと思うのですが、一方で外国映画は映画よりもドラマのほうが面白いんですよね。ドラマが大体24時間くらいの長さを提供してくれるので、映画をやっていた人々が、表現媒体をドラマに替えているという話を聞いたことがありますが、きっとそのせいもあるんだろうなあ。『ボストン・リーガル』は相変わらず安定した笑いを提供してくれていますし、『LOST』はシーズン5までほぼ一気に見たのですが、ありえないストーリーながら、それこそ日本ではテレビドラマではありえないような映像のおかげで、「ばかばかしい」よりも「面白い」ほうが強く出ているドラマだと思いました。『バトルスター・ギャラクティカ』は来年ファイナルシーズンのシーズン4が始まるのでそれも楽しみ。今年見始めたテレビシリーズで「これはいい!」と思っているのは『ダメージ』です。
1年間お付き合いいただいた方はありがとうございました。来年もあまりかわり映えしないブログになると思いますが、よろしくお願いいたします。
今日はおせちとお雑煮の準備をしたら、一度昼寝をして、いつもの場所にカウントダウンにでかけます。去年はブログに投げてましたが、今年はTwitterに常駐しているでしょう。そうそう、今年の「これは買って良かった!」ベスト1は、クロスバイクを差し置いて、iPhoneでした。
2009/12/31
2009/12/30
[movie]ジュリー&ジュリア
原題: Julie & Julia
監督: ノーラ・エフロン
出演: メリル・ストリープ エイミー・アダムス スタンリー・トゥッチ
2009年/アメリカ/123分/カラー
1949年、ジュリアは夫の転勤でパリへ引っ越したが、何もすることのない生活に何か目的を持たせようとル・コルドン・ブルーに入学する。のちに彼女はフランス料理524のレシピを掲載した大部な本を出版。テレビにも出て人気料理研究家として一世を風靡した。それから50年後、ジュリーは政府機関で911事件の後始末をしていた。30歳を前にしてバリバリ働く友人たちを見てため息が出るばかり。編集者の夫のアドバイスで、好きな料理でブログで書く決心をし、その題材として1年でジュリアの524レシピを作ろうと試みる。
ジュリアの底抜けに明るく、そしてヘコタレない性格が非常に楽しい映画。可愛らしいという言葉がこれほどぴったりな映画もないというくらい、面白く、そしてラブリーな映画でした。そして次々出てくる料理の数々に、お昼を食べた後だというのに非常にお腹が空きました。
アメリカでも30歳というのはいろんな意味で特別な曲がり角なようで、その歳と自己実現の間でもやもやする女性を、50年という時間を超えて対峙さえてるところもよくできてるし、それによって今も昔も人間の悩みってのはあまりかわりばえしないものなんだなーとも思え、元気が出る映画です。
2009/12/29
[自転車散歩]年末の築地
年内の仕事も終わり、今日から5日まで(金杯の日まで!)お休みです。年末年始は例年判で捺したように毎年同じように過ごしてるので、今年も同じように過ごす予定なのですが、ひとつだけ例年と違うことをしてみようと、築地市場に買出しに出かけてみることにしました。
しかし、晴海通りを土曜日に自転車で通ることの多い私は、一般人が休みのときの築地の異常な混雑をよく知っています。一度など、両側の路肩に観光バスが停って客が降車していて、「ここに停めていいのか!」と、とても驚いたこともありました。余談ですが、土日の晴海通りは、銀座四丁目のタクシーの行列、そして歌舞伎座前の急停車や車道まではみ出す観光客、そして築地の路肩駐車という三連コンボで、自転車はとても通行しにくいのです。それはさておき、市場内であまり混雑するのは避けたいので、まずは電車の始発時間を調べました。すると午前5時頃到着する電車が始発のようです。一方で、場内・場外市場ともに4時頃にはお店が開くので、お店が開く時間から、電車が動き出すまでが勝負だと思い、競馬に行くよりも早く自転車で家を出たのでした。
しかし、勝鬨橋に差し掛かる頃、交通情報を表示する看板に「500m先渋滞中」という表示が。寿司大の角を曲がって、市場の裏口に通じる道が既に業務用車両で渋滞しています。さすがにまだ自家用車と思われる車は少なかったのですが、さすが年末の築地。
気合入りすぎて、着いたときは場外市場はまだ準備中のお店も多かったのですが、徐々に電気がついて活気が出てきました。自転車を停めて、場外市場をうろうろ。私はおせちの甘さがあまり好きではないのですが、しかし伊達巻は大好きなので、まずは伊達巻を購入。でも伊達巻だけじゃなくて、ついつい美味しそうだった玉子焼きも買ってしまいました。蒲鉾はよく出遅れて、白しか無いとかあるので紅白蒲鉾も購入。牛肉や鶏肉の量り売りとかもとっても気になりましたが、やや単位が大きいかなあと思って断念。家族が集まるとかなら調度良い気もするのですが、2人では持て余しそう。魚もいろいろあって楽しいですし、豆や雑穀なども加工されていないものが様々な形で売られています。函館の朝市は何度か行ったことがあるのですが、場の雰囲気は似ているものの、年末、しかも午前5時前の築地場外市場は、比べ物にならないほど活気がありました。しかし、やはり観光客相手ではないお店は、予約やお得意さんなどでいっぱいのようで、開店時に「本日の販売は終了しました」という大きな看板を立ててるお店もありました。買い物をして、場外市場の雰囲気を満喫したので、場内で何か食べて行こうと思ったのですが、中に入ったらトラックと場内を駆け巡るカートを避けるゲームのような状態。なんとか場内市場のところまでたどり着きましたが、お目当てのお店は早すぎてまだ開いてませんでした。前来たときは電車で来たので、1時間以上遅い時間だったんですよね。いくら市場の朝が早いとはいえ、今はまだ業務の真っ最中で、市場関係者が仕事が終わった時に食べるためにある食堂は、これからという感じでした。お仕事の邪魔してすみません。そして、いくつか開いてる店は、既に長蛇の列が出来てました。
では帰るかと外に出てみると、先程は業務用車両で混んでいた道が、今度は自家用車で渋滞中。しかも狭い道に慣れない車が沢山入ってきているし、市場関係のトラックやカートも行き来しているので、非常に危険な状況です。築地では交通事故が多いそうですが、確かにこりゃ事故にもなるよなあと実感。歩道とか整備されてないし、横断歩道なんてあってなきようなもの。道は狭く、大小様々なトラックが行き交う中を、カートが縦横無尽に駆け巡ってるという感じで、そこを観光客や自家用車がうろうろしていれば、事故にならないほうがおかしいです。
築地の開市は年内は明日が最終です。今朝は朝5時半には上のような状況でした。14時頃、大井競馬場に行くのに再び自転車で築地の前を通った時も、まだ混雑してました(お店は大体お昼頃には閉まると思うんですが)。築地へ買出しにと思っている方は相当の混雑を覚悟したほうが良いと思います。
しかし、晴海通りを土曜日に自転車で通ることの多い私は、一般人が休みのときの築地の異常な混雑をよく知っています。一度など、両側の路肩に観光バスが停って客が降車していて、「ここに停めていいのか!」と、とても驚いたこともありました。余談ですが、土日の晴海通りは、銀座四丁目のタクシーの行列、そして歌舞伎座前の急停車や車道まではみ出す観光客、そして築地の路肩駐車という三連コンボで、自転車はとても通行しにくいのです。それはさておき、市場内であまり混雑するのは避けたいので、まずは電車の始発時間を調べました。すると午前5時頃到着する電車が始発のようです。一方で、場内・場外市場ともに4時頃にはお店が開くので、お店が開く時間から、電車が動き出すまでが勝負だと思い、競馬に行くよりも早く自転車で家を出たのでした。
しかし、勝鬨橋に差し掛かる頃、交通情報を表示する看板に「500m先渋滞中」という表示が。寿司大の角を曲がって、市場の裏口に通じる道が既に業務用車両で渋滞しています。さすがにまだ自家用車と思われる車は少なかったのですが、さすが年末の築地。
気合入りすぎて、着いたときは場外市場はまだ準備中のお店も多かったのですが、徐々に電気がついて活気が出てきました。自転車を停めて、場外市場をうろうろ。私はおせちの甘さがあまり好きではないのですが、しかし伊達巻は大好きなので、まずは伊達巻を購入。でも伊達巻だけじゃなくて、ついつい美味しそうだった玉子焼きも買ってしまいました。蒲鉾はよく出遅れて、白しか無いとかあるので紅白蒲鉾も購入。牛肉や鶏肉の量り売りとかもとっても気になりましたが、やや単位が大きいかなあと思って断念。家族が集まるとかなら調度良い気もするのですが、2人では持て余しそう。魚もいろいろあって楽しいですし、豆や雑穀なども加工されていないものが様々な形で売られています。函館の朝市は何度か行ったことがあるのですが、場の雰囲気は似ているものの、年末、しかも午前5時前の築地場外市場は、比べ物にならないほど活気がありました。しかし、やはり観光客相手ではないお店は、予約やお得意さんなどでいっぱいのようで、開店時に「本日の販売は終了しました」という大きな看板を立ててるお店もありました。買い物をして、場外市場の雰囲気を満喫したので、場内で何か食べて行こうと思ったのですが、中に入ったらトラックと場内を駆け巡るカートを避けるゲームのような状態。なんとか場内市場のところまでたどり着きましたが、お目当てのお店は早すぎてまだ開いてませんでした。前来たときは電車で来たので、1時間以上遅い時間だったんですよね。いくら市場の朝が早いとはいえ、今はまだ業務の真っ最中で、市場関係者が仕事が終わった時に食べるためにある食堂は、これからという感じでした。お仕事の邪魔してすみません。そして、いくつか開いてる店は、既に長蛇の列が出来てました。
では帰るかと外に出てみると、先程は業務用車両で混んでいた道が、今度は自家用車で渋滞中。しかも狭い道に慣れない車が沢山入ってきているし、市場関係のトラックやカートも行き来しているので、非常に危険な状況です。築地では交通事故が多いそうですが、確かにこりゃ事故にもなるよなあと実感。歩道とか整備されてないし、横断歩道なんてあってなきようなもの。道は狭く、大小様々なトラックが行き交う中を、カートが縦横無尽に駆け巡ってるという感じで、そこを観光客や自家用車がうろうろしていれば、事故にならないほうがおかしいです。
築地の開市は年内は明日が最終です。今朝は朝5時半には上のような状況でした。14時頃、大井競馬場に行くのに再び自転車で築地の前を通った時も、まだ混雑してました(お店は大体お昼頃には閉まると思うんですが)。築地へ買出しにと思っている方は相当の混雑を覚悟したほうが良いと思います。
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