2019年5月1日

[自転車]サムイ島北東部を走る


今年のGWはもともと日並びがよかったので、どこかに行こうと思っていました。夏に遠出予定なので、5月は近場でということで東南アジアを選択。GW中は雨季に入るのであまりよくないのですが、東側のタイランド湾にあるサムイ島はこの時期も天気が比較的良いと知りタイに決めました。連休中は旅行業者を通すと高いので、完全に個人旅行です。4月26日夜羽田を出発して、4月30日夜羽田に戻ってくる航空便と、あとAgodaで宿(トンサイベイ)を手配、ついでに送迎もお願いして、あとはもう行ってから考えようというノープラン旅行。あまりにノープラン過ぎて、前日に「あ、そういえばタイってビザいらなかったっけ(あとパスポート残り期間はいくら必要だっけ)」と確認するヒヤヒヤ感ある旅行でしたが、まー特に問題なく楽しく過ごしてきました(もちろん短期間観光でタイへ入国するのにビザは不要です)。

最初の写真は、3日間滞在した宿のコテージからの景色です。リゾート全体が森のようになっていて、一番下にはプライベートビーチ。また鳥や虫が盛大に鳴く声を聞きながら過ごせる場所でした。




毎日ゲストを楽しませるためのイベントが開かれています。ファイヤーショーとかやや昭和感ありましたが、ローカルの海の幸をその場で焼いてくれるBBQパーティや、無料のカクテルパーティなどおしなべて素敵でした。ヨガクラスが到着日と出発日の朝に設定されてしまっていて、参加できなかったのが残念です。

ファイアーショーのクライマックス

トンサイベイは日本人もよく行くので、旅行記もネットにたくさんあります。そちらをどうぞ。ちなみにさすが10連休のGW、日本人だらけと言っても過言ではないほど日本人ばかりでした。リゾート内ですれ違うアジア系のゲストとは、何の躊躇もなく「おはようございます」など日本語で挨拶してました。また、食事については何を食べても美味しかった。タイの辛いは日本の激辛と聞いていたのですが、辛い指標で中辛とされていたものでも普通の辛さだったかな(旦那は滝汗かいてましたが)。

滞在2日目、ビーチやローカルな寺などを巡るために自転車を借りてでかけてきました。リゾートにも自転車チームがあるらしいのですが、貸してくれる自転車もTREKのマウンテンバイクです。ちゃんと整備もされていて1日200Bで借りられました。自転車乗れたらいいなーとは思っていたのですが、「自転車に乗った」というサムイ島旅行記が全く無かったので、その部分だけをしっかり記しておきます。

まず目指すはサムイ島で最も栄えた場所、チャウエンビーチです。普通の道を走っていると、面白いんです。こういういかにもタイっぽい、多くの庶民が生活する場所と、リゾート地とが交互に現れます。昔から欧米の人には人気のリゾート地だったそうですから、乱開発を続けた結果が今の姿なのでしょう。右に見切れている見慣れたオレンジ緑赤の線は、セブンイレブン。道路沿いにはセブンとファミマが半々ぐらいでありました。途中で水分補給のためにセブンに立ち寄りましたが、中は日本のセブンイレブンと全く同じで、価格は3分の1という感じ。補給には困りません。


道は全体的に悪いわけではなく、自転車でも問題はなかったです。いずれにせよマウンテンバイクは最高です。ある程度ギアのあるきちんとした自転車は必須。何しろこんな坂だらけですからね。


激しい登りと下りを繰り返して、ようやっとチャウエンビーチに到着。


上から見ると、とてもキレイですが、やっぱり栄えてる感あるというか、少しうるさいかもなーと思いました。


次がクリスタルビーチ。こちらは少し中心から離れているからか、とても静か。海も穏やかでとても綺麗でした。


ここも上から見るとまた違った趣が。


一度チャウエンビーチ方向へ戻り、ビーチ方向へは曲がらずにフィッシャーマンズ・ビレッジへ向かいます。相変わらず上り下り激しいです。ふと上を見るとすごいところに家が建っています。別荘かもしれません。この島はココナッツ・アイランドとも呼ばれ、とにかくヤシの木が多いのですが、ヤシの木よりも高い建物は禁止されているのだそうです。だからなのか、ああいう崖上を開発するのでしょうか。台風も地震もある場所だと思いますが、地盤的に大丈夫なのか気になってしまいます。


ボープットビーチに到着。


ここは昔静かな漁村だったそうなのですが、欧米の人々が移り住んだ結果、リゾートや古い建物を活用したレストランなど素敵な建物が増えて、他とは少し違う趣の通りになっています。


衝撃的なのは街灯。上からぶら下がっているの、電線直結に見えますし、もしかしたら普通の電気の傘?自転車で走っている間、ずーっとジジジジジジ...という音が聞こえていたのですが、旦那いわく「電線から漏電してる」とのこと。また、道端のローカルなお店では瓶入りガソリンがスタンドの半額ぐらいで置かれているのを普通に見かけましたが、さすがタイ。ちょっと怖いです。

ここでお昼。フィッシャーマンズ・ビレッジの入り口近くにカオマンガイ屋があるので、そこでいただきました。ハエと闘い(争い?)ながら食べたカオマンガイ、最高でした。この日は直射日光はそれほど厳しくなかったものの、気温は30度を超える真夏日で、大量に汗をかいた我々には、一緒に供された鳥スープも塩が効いていてとても美味しかった。2人で140B(約500円)。なぜかテーブルクロスがドラえもん。


4171号線を北上してビッグブッダに向かいます。この通りは新しく開発されたと思われる地域で、(やはり山の上の)別荘?も綺麗です。道路の様子もちょっと違う。街灯は鳥(ガルダ?)があしらわれて、それが明かりを咥えているという意匠が素敵。先程の電線直結とは雲泥の差があります。


そしてビッグブッダへ。ワット・プラ・ヤイという寺院のために作られた人工島にあり、文字通り大きな仏像が鎮座しています。普通、お寺は裸足で入るようなのですが、ここは「10時から16時までは靴を脱ぐな」と書かれています。


近くから見上げた写真を改めて見ると、下から見上げる我々を微笑みながら見下ろしている感じ。とても癒やされます。


足元には、お釈迦様に祈る猿が。


このビッグブッダのすぐ近くにワット・プライ・リム(レーム?)という別の寺院があります。この本堂を中心に、


右に衝撃的な千手観音。


左に釈迦の十大弟子の一人、迦旃延(かせんねん)の像(恐らく)。タイではプラ・サンカチャイ(あるいはサンガッジャーイ?)というらしいですが。布袋さんっぽい。


ビックブッダにあったこれも同じかな。顔のインパクトが激しい。


寺全体が池に浮かんでいる感じなのですが、その橋の欄干にやはり鳥の彫刻があしらわれています。鳩が真似してます。


上の迦旃延像の四隅には別の仏さまが鎮座しているのですが、これ阿修羅像ですよね。


これはガネーシャ?


我々の考える侘び寂び感あふれる仏像 のイメージとは正反対の極彩色(かつ大型の)仏像が楽しいです。

最後は再び坂を登って宿に戻ってきました。

自転車で北東部分を40kmほど走った感想ですが、東京のようにスピードを出して走る車はほとんどなく、普段23区内を走る我々にとってはそれほど怖くはありませんでした。ちなみに写真でわかるかもしれませんがタイは左側通行です。それもありがたいです。また信号はほとんどなく、今回走った中で信号があったのは1度だけ。逆にそのせいで交差点は(大小関係なく)要注意です。突然出てくる車がいますし、突然右折するために止まる車がいます。実際に、右折するために止まった車の後ろの車が急ブレーキ、その後ろが止まりきれずにオカマを掘る、という場面に遭遇してしまいました(まさに旦那が自転車で走っている隣の車が追突した)。それほど速度が出ていたわけではないので大事には至っていないようでしたが、まあそういう危険はあります。ヘルメットは必須のようで、2人分宿で貸してくれました。ちゃんとした自転車用ヘルメットで、重さもなかったです。

なお、途中すれ違った自転車は、西洋人のマウンテンバイカー(女性)と、ロードの男性2人。いずれも自転車意識は世界共通。Good Morning!とお互い挨拶しました。もちろんアジア人の自転車乗りは見ませんでした。

この日のルート。



今回、タイのAISのプリペイドSIMを買って(8日間データ通信3GB、100分の通話付きSIMがAmazonで460円だった)、iPhone 7(SIMフリー)のSIMを挿し替えて使いました。なので、Stravaで記録も取れましたし、途中でGoogle Mapも自由に使えました。4Gが日本と遜色ないレベルで使えます。SIMフリーおすすめです。