2017年9月18日

[自転車]お彼岸にはちょっと早いですが


今年は彼岸花の咲く時期がすこーし早い気がします。お台場の潮風公園も、昨年はちょうどお彼岸の頃に咲いていましたが、もう見頃です。荒川も先週走った時にはかなり茎が伸びていて、間もなく咲きそうだったので、お彼岸までは持たないでしょう。このところは大体お彼岸の時期に咲いていたのが、今年は1週間前でどこも見頃に入っているようです。

台風一過の青空が広がった敬老の日の月曜日、新羽の西方寺に行ってみました。普通に住宅街の中に突然あらわれるこのお寺、境内へ登る階段の両側に白・黄色・赤の彼岸花が咲いていて、とても綺麗です。



黄色いのは、ヒガンバナ科のショウキズイセン。


白、黄、赤とうまく分けて生えてるなーと思いますが、それでも白の中に赤が混じってたり、上のように黄色の中に白がちらほら見えていたり。元々白いのは、赤と黄色の雑種とも言われてるらしいですけど。


境内にはピンクの彼岸花がまとまって咲いていて、綺麗でした。



2017年9月9日

メキシコ海軍練習船クァウテモック

晴海埠頭にメキシコ海軍の帆船が入港していると聞いて、見に行ってきました。


乗船できたので、一回り。甲板の調度品が素敵。


このベンチに座って海を見ると、正面に豊洲市場が見えました。今日は小池都知事が来てたそうですね。


上陸用ボートも綺麗。


ホストシップは護衛艦おおなみ。


ちょうどお昼時で、特に帆船のキッチンからとっても良い匂いがしてました。私も欲しいと思ったのでした。

そして選手村の工事が本格化している晴海埠頭周辺は2ヶ月前とまた道路が変わっていて、今は最後に左に曲がると都営バスのりばの正面に出るようになっています。この晴海ふ頭も選手村ができる頃には客船ターミナルとしての役割は終了して、青海に建設する新客船ターミナルへと移転されます。あと何回来られるかなぁ。

帆船、そして護衛艦は明日も一般公開してます。護衛艦は午前11:30で午前の受付終了、午後は13:30からなので注意。


2017年9月2日

五能線の旅(4) ウェスパ椿山〜川部


(3)から続く

ウェスパ椿山という駅は、2001年に出来た五能線の中で最も新しい駅です。深浦町が第三セクターのふかうら開発に委託したウェスパ椿山というリゾート施設の中に2001年に新設されました。不老ふ死温泉からは本当は隣の艫作(へなし)駅のほうが近いのですが、リゾートしらかみは現在はウェスパ椿山にしか停まらないので、温泉の送迎バスもウェスパ椿山へ送ってくれるのです。写真のとおり駅舎も改札もない、ホームが広場の中にある不思議な駅です。これが駅として成り立つ五能線素晴らしいです。

ウェスパ椿山はいかにもバブル期に建てられた感のあるリゾート施設ですが、駅前のお土産屋は列車待ちの合間に買い物するのに便利。また、本当は動態保存したいらしいハチロクが駅前広場の片隅に放置されています。ハチロクって言っても車のことじゃないです。SLです。8620形蒸気機関車。日立製作所が製造したもので、ここに来る前は茨城にあったらしいこの機関車、ちょっと気になります。


ウェスパ椿山からは、今度こそリゾートしらかみ1号(青池編成)に乗りました。


ここからしばらくはまた海沿いを行くので、徐行運転もしてくれます。


深浦駅でしばし停車。


リゾートしらかみ1号は残念ながら通過してしまうのですが、千畳敷駅で15分ほど停車する列車もあって、千畳敷を散策できるらしいです。

今日のお昼は鰺ヶ沢で。


駅そばの水軍の宿で、まずは温泉に浸かり、そして鰺ヶ沢名物のヒラメの漬け丼をいただきました。さすが宿が出す丼だけあって、ちゃんと火のついたお吸い物がついてくるんです。しかも、「最後はお茶漬けにする人もいるんですよ」なんて言われたら、絶対やりますよね。とても美味しかったです。



駅前にスーパーがあったので寄ってしまいました。そしたら宿では化粧箱入りで10個3000円くらいで売っていた青森産の「きおう」が中玉4個170円(税込)で売っていたので即買い。スーパー最強。なんとなくずーっと海辺を来たので、海産物を沢山食べた気がするのですが、その一方で雪ノ下人参とか、青天の霹靂(米)とか、もちろん青森産のりんごとか、農産物も豊富なんですよね。


駅のホームに出ると、前回青森に来た時には結局一度も見えなかった岩木山が綺麗に見えました。



鰺ヶ沢駅からは、最新のハイブリッド車両である橅編成のリゾートしらかみ3号に乗ります。


鰺ヶ沢から五所川原までの20分ほど、車内1号車の展望室で津軽三味線の演奏が行われます。こんな空いている時期なら1号車に適当に座っていても何も言われません。


橅編成は最新車両だけあって、バーみたいなカウンターがあります。青森と秋田の地酒を200〜300円くらいで試飲できます。お土産品も充実。


五所川原を過ぎると車窓は田園風景になって、岩木山が後ろになると、前には八甲田山が見えてきます。


147km137mの五能線の旅は川部駅で終了。


リゾートしらかみ3号は弘前まで行きますが、我々は東京へ戻るので、ここで奥羽本線に乗り換えて新青森駅に向かいました。ここからは普通の通勤電車なのでしょう、ボックス席ではなく通勤用のロングシート車両がやってきました。新青森駅で新幹線に乗り換えて東京へ。五能線147kmの移動に3日間かけましたが、新青森-東京間713kmは新幹線で3時間半弱です。近いと言えば近いし、新幹線で3時間は長いと言えば長いですね。

五能線良かったです。時間はかかりますけど、車窓は面白いし、列車の中もイベントがあったりいろいろ工夫がされていて、全然時間が足りない感じでした。今度は五能線のローカル電車&自転車を組み合わせるのもありかなと思いました。五能線フリーパス(2日間)の切符も発売されているのですが、2日間じゃ短いかな。ちなみに秋田-新青森を五能線経由で乗車券を買えば200kmをギリギリ超えて3日間有効なので、行ったり戻ったりしなければ乗車券のほうがおすすめです。

五能線の旅(3)十二湖〜ウェスパ椿山と不老ふ死温泉

(2)から続く

2日目の朝、我々を起こしたのはJアラートから届いたエリアメールでした。


この後、青森の地方ニュースでは、「青森に地下なんてない」「頑丈な建物って・・・」と戸惑う町の声を放送していました。青森県、しかも日本海側にある宿でも、特に何か放送があるわけでもなく、何事もなく雨音だけがシトシトと響いていました。そしてミサイルは通過したという2度目のエリアメールを見た後で、朝風呂に入りに行ったのでした。

この日は朝から雨でした。元々雨だとは思っていたので、そのまま次の宿へ移動です。


宿の車で駅まで送ってもらい、再びリゾートしらかみに乗車。快速だと隣駅になるウェスパ椿山へ移動、そこから今度は今日の宿である不老ふ死温泉の送迎車に乗り込みます。

まだ11時前でしたが、宿では快く受け入れてくれました。8時から日帰り温泉も営業しているので、既にお風呂にも入れました。下の写真は翌朝撮ったものですが、小雨の降る野趣あふれる露天風呂は誰もいなくて快適でした。


本館と呼ばれる古い建物は、日帰り温泉として営業、現在は新館が宿として営業しています。新館にもお風呂はあるのですが、なんとなくですけれども本館のお風呂のほうが好きだったかも。源泉が2つあるそうなのですが、もしかしたら新館と本館は別の源泉使っているのかな。ものすごく塩っ辛いので飲用はできませんが、肌ツルツルになるいい温泉です。茶色で鉄臭いところも含めて有馬温泉に似ています。

お昼は深浦名物、マグロステーキ丼(通称マグステ丼)をいただきました。青森県というと大間のマグロが有名ですが、水揚げ量で言うと深浦のほうが上なのだとか。なので、深浦では全体的にマグロ推し。


真ん中のタレがにんにくのバーベキューソースだと思うのですが、これが私はお気に入りです。右のお椀はつるつるわかめの汁物。デザートは雪ノ下人参のプリンです。ちなみにイカの塩辛食べ放題でした(笑)

宿の部屋に、こんなものがありました。トラベルミステリー風にして、不老ふ死温泉や深浦の観光名所を案内する物語になっています。そしてここにも十二湖の青池と美瑛の青い池を比較する記述が(どんだけ意識してるんだか...)


あと、この温泉、日帰り温泉の入り口にバイクラックがありました。青森県も青森サイクリング情報を提供して、サイクルツーリズムに力を入れているようです。奥入瀬、八甲田山、竜飛崎、今回電車に乗った五能線沿いなど、たしかに自転車で楽しめそうな場所多いですよね。青森に来る時、いつも自転車持ってこないので、今度こそ。



午前中は雨でしたが、午後は雨が上がり薄日の差す時間が出てきました。


日本海に突き出た岬にある不老ふ死温泉は、あの露天風呂から見る夕陽が名物です。日帰り温泉は16:00で終了なので、夕陽が見られるのは宿泊客の特権。18:00過ぎに露天風呂で待機していると、ギリギリ夕陽のかけらが見られました。よかったです。

翌朝は雨が上がり、青空が広がりました。今日はお天気よさそうです。



ほぼ24時間滞在した不老ふ死温泉に別れを告げ、宿の送迎車で再びウェスパ椿山駅へ戻ります。


(4)に続く

五能線の旅(2) 十二湖巡り

(1)から続く

宿で一旦荷物をおろし、一息ついた後で再び宿からの無料送迎バスで十二湖散策の拠点にもなっている森の物産館キョロロまで送ってもらいます。

そこから宿でもらった地図を頼りに十二湖散策です。この十二湖、実際は12ではなくもっと沢山の湖や池がありますが、崩山の大崩という山体が大規模に削られた場所から見ると十二個に見えるから十二湖と呼ばれているそうです(ただし諸説あり)。

キョロロの駐車場の目の前にあるのが鶏頭場の池。ブナ、ミズナラといった落葉広葉樹が広がる景色は、今の時期も良いですが、秋は間違いなく美しいでしょう。紅葉は10月半ばからだそう。


500mほど遊歩道を歩くと見えるのが青池。JR東日本のポスターにもなっています。まるで宇宙を覗き込むような青だなーと思いました。この青、何かの成分によって発色しているわけではないそうです。青池の水は不純物はほとんどなく、かつ非常に透明度が高く、また9mもある水の底には白い岩があるために光を反射し、結果、水本来の色が強く出ているために青く見えるのだとか。光の反射が作る神秘的な青です。なので、青の色味は時間や日の光の多寡によって微妙に変わるそうです。


地元の人が十二湖の青池の説明をすると、何故か「美瑛の青い池」を比べる話がよく出てきます(妙な対抗意識?)、美瑛の青い池は、ケイ酸アルミニウムの粒子が光を散乱させることで青く見えているそうです。下は2009年10月に撮影した美瑛の青い池の写真ですが、大分色味が違いますよね。


そこから少し階段を登って森の中に入ります。立派なブナやミズナラが立ち並ぶ自然林は、マイナスイオンなんていうものを信じていなくても深呼吸したくなります。


200mほど行くと分岐があり、右に行くと300mほどで沸壺の池に出ます。こちらも青池に負けず劣らず美しい青。水の底に沈む木がまた不思議な雰囲気を醸し出しています。


急な坂を下ると、道路に出ます。ちょっと行くと十二湖庵という茶屋があり、抹茶を出してくれます。向かいは落口の池。


しばらく下ると、十二湖ビジターセンターがあり、その隣の越口の池には、幻の魚と言われるイトウの養殖場があります。大きいです。ちなみにイトウは宿の夕飯でお寿司として出ました。


さらに下っていくと、王池。宿のバスは16:25にここに迎えに来てくれるらしいのですが、まだ1時間以上あります。それなら歩いても変わらないかもと、さらに進みました。王池から左に逸れると日暮の池があり、そこから再び山の中に入る遊歩道があります。キャニオン展望所900mと書いてあったので、そこへ行ってみようと入っていきました。


遊歩道は写真レベルの歩きやすさを保ちながら続きます。ようやく最後の坂を登ると、確かに目の前に日本キャニオンと呼ばれる山肌が。


地元の方によると、昔はもっと緑が少なくて、岩の部分が多かったそうですが、大分森に侵食されてるようです。白く見えるのは凝灰岩。

ここからは下り。再び道路に出て、二ツ目の池まで少し戻り、そこから宿まで約2.2km。幸い雨に降られることもなく、宿に戻ってきました。

アオーネ白神十二湖は、和室の部屋もあるのですが、我々が泊まったのは独立したコテージのひとつ。コテージには6つもベッドがあり、もちろん屋根のついたテラスもあるので、仲間内で自転車持ってきて泊まるのにもピッタリだなと思いました。

お風呂は日帰り湯も兼ねた温泉。大分薄めて使っているらしく、塩素の臭いが少しするのも残念でしたが、まあそれは仕方がないでしょう。むしろ驚いたのは食事の良さでした。食事は翌日の宿より、こちらに軍配です。お土産屋も独立した店舗になっていて、そこで買ったりんごのソフトクリームが最高でした。

(3)へ続く

五能線の旅(1) 秋田〜十二湖

JR Gono Line linemap
五能線は秋田県能代市の東能代駅から、青森県南津軽郡田舎館村の川部駅まで、日本海側の海岸線を舐めるように走る全長約147.2kmの鉄路です。しかし、秋田と弘前や青森といった都市を行き来するには内陸を走る奥羽本線のほうが格段に早く本数も多いなか、特に冬の気候が厳しい日本海側を遠回りする鉄道の運営は厳しいようです。経営母体がJR東日本だからこそ生き残っているものの、五能線自体は民営化されて以来、1日の平均通過人員が初年度を上回ることは一度もなく、ここ数年は平均約650人/日あたりをウロウロしています(JR東日本『路線別ご利用状況』による)。そのうち主に使われているのは五所川原-川部間で、海岸線に沿った部分の通過人員はその1/3です。

当然その利用率は時刻表にも反映され、朝8時頃に列車が出てしまうと、次の普通列車はお昼過ぎという駅も少なくありません。その多くが無人駅です。

いつ廃線になってもおかしくない五能線ですが、JR東日本秋田支社の努力により、20年前から運行を始めた「リゾートしらかみ号」が大人気。風光明媚な場所を通る路線とあって、観光客を呼び、右肩下がりだった利用者数も近年はなんとか横ばいを続けているのです。普通列車が1日5本という駅がある中、全席指定の快速リゾートしらかみ号は秋田-弘前間を上下各3本走り、赤字路線を支えています。そんな五能線に乗る旅をしてきました。

東京発のこまち1号で秋田へ。角館までは秋田新幹線に乗ったことがあるのですが、そこから先は初めて。地図を見ていて「もしや」と思っていたのですが、秋田新幹線って大曲駅で方向転換するんですね。ただ大曲-秋田間はそれほどの距離ではないので、乗客に座席の転換を促すことなく、後ろ向きに進みます。ちょうど反対ホームに東京行きのこまちが入ってきたのですが、それも座席は逆向きになっていました。

秋田駅からリゾートしらかみに乗り換え、と言いたいところですが、この日はリゾートしらかみ3号のスジに、五能線クルージングトレインという別の列車が入る日でした。以前はリゾートしらかみとして利用されていた車両なのだそうですが(なので、展望室もある)、大分草臥れた感のある車両です。


この五能線クルージングトレインでも、「リゾートしらかみ乗車証」(沿線施設で割引サービスがある)は貰えますし、時刻表は全く同じ、ちゃんと車掌さんによる見どころ紹介もあり、景色の良いところでは徐行運転をしてくれますから、多分鉄分多めの人以外には「リゾートしらかみ」として認識されていると思います。(逆に鉄分多めの人には、旧車両の良さがあるのでしょうか)

秋田駅を出ると、外の景色は一面の田んぼ。そろそろ稲穂の先が倒れてきて、色付き始めてる感じでした。遠くにはいつか自転車で行きたいと思っている寒風山も見えます。


約1時間ほどで、東能代駅に到着します。東能代駅は五能線の始点。ここまでは奥羽本線で、ここからが五能線です。ここで列車は方向転換します。


隣のホームには、これまた懐かしい雰囲気の列車が停まっていました。東能代-能代という行き先プレートがあったのですが、隣駅の能代駅と行ったり来たりしているのかしら。


ここでこんなに写真を撮れているのは、東能代駅で15分もの停車時間があるからです。そもそもこんなところまでレンタカーではなく電車を使って来ている人は、多かれ少なかれ鉄分含みな方たちなので、駅の中で思い思いに過ごします。

そして、出発するとすぐ次の能代駅。ここで再び19分の停車です。単線なので、上下線のすれ違いと時間調整のためなのでしょうけれど、快速とは名ばかりです。この能代駅には駅の中にバスケットゴールがあります。能代工業高校バスケットチームがあるために「バスケの街」とも言われる能代。この長い停車時間を使ってフリースローを楽しんでもらおうという趣向です。


見事ゴールした人には、お土産も。ええ、ゲットしましたよ。フリースローなんて、高校時代以来だと思いますけど、なんか運良く入っちゃったんですよね。能代は林業も盛んらしく、記念品は地元の秋田杉を使った(恐らく間伐材?)のコースター。お気に入りです。


12:16、再び走り出した列車は岩館駅の辺りから海辺に出ます。この日は残念ながらやや曇り空で、青い日本海を見ることはできなかったのですが、それでも徐行運転をしてくれて、ある意味日本海らしい景色を楽しみました。


13時過ぎ、十二湖駅到着。宿の用意してくれたバスで、一旦宿に向かいます。本日の宿はアオーネ白神十二湖です。

(2)へ続く