2017年12月31日

2017年を振り返って

私の今年1年を漢字1字で表すならば、「新」かなと思ってます。自転車もできるだけ今まで行ったことのない場所に挑戦し、新しいルートの開拓に力を入れました。東京は新しい建物が次々建ち、大型店舗も新規開業ラッシュ。主要駅の通路が毎月のように変わりました。そして11月から異動で今まで配属されたことのない別のキャンパスに行くことになりました。新たに色んな人に出会いました。もうこの歳になると新しいものばかりだと若干疲れるものですが、それでも新しいものを拒否し始めたら老化の始まりなので、来年も新しいモノ・コトにチャレンジしたいです。

では例年のように月別に。

1月 今年の登り初めは初めて熱海から箱根へ登りました。熱海峠は思っていた以上に厳しかったです。


そして初めて3Dプリンタでモノを出力してみました。このくらいの大きさのものでも「印刷」に1時間以上かかります。実用という意味ではもう少しかな。


2月 初めての伊豆大島。国内は本当にあちこち行ってるのですが、伊豆大島は初めて行きました。夜行の船も面白かった。今年から、東京マラソンが新ルートに。ゴール近くで応援しました。



3月 今年もしまなみ海道を訪れました。花見のつもりでしたが、残念ながら早かった。でも岩城島、積善山、そして海軍スカイラインなど新ルートを走れました。桜は次の楽しみにとっておきます。3月26日からは有楽町線にS-TRAINが走るようになりました。私にとってはただの邪魔者ですが。


4月 新豊洲(市場前)にIHIステージアラウンド東京がオープンしました。中央にある座席の周り360度に舞台を配置し、座席が回るというやや実験的な劇場です。こけら落とし公演は劇団☆新感線の「髑髏城の七人」。1年かけて花、鳥、風、月と4つの「髑髏城」が上演されています。せっかく近くに変な劇場ができましたし、一度劇団☆新感線の劇を観たかったということもあり、チケットを取って「花ドクロ」を観にいきました。最初のを見ればいいやと思いきや、これが非常に面白かった。別のキャストのも観たくなってしまい、結局「風ドクロ」も観てしまいました。そして来年頭に「月ドクロ(上弦)」も観に行きます。ほかにも年度始めにあたる4月は新店舗オープンラッシュでした。京橋の警察博物館がリニューアルオープン、そしてGINZA SIXがオープンしました(5月の連休に行って、あまりの混雑にすごすご帰ってきた)。


5月 連休中に出勤したので、GWは2週間遅れでした。能登半島を初めて自転車で走ってきました。お天気最高で、海がとっても綺麗でした。


6月 今年は空梅雨でした。6月に梅雨入りが宣言されてから、全く雨が降りませんでした。菖蒲に青空、紫陽花に青空。そんな6月でした。


7月 「豊洲ぐるり公園」の一部が7月7日にオープンしました。ぐるり公園は新市場を囲む公園です。当時開場するかどうかで揉めていた市場隣接部分の開園は当面見送られました。ぐるり公園の中でも旧豊洲埠頭突端部の広場は、夜景が非常に美しいです。


8月 初めて五能線に乗って旅してきました。リゾートしらかみと温泉三昧の旅です。何も無いのが面白い、そんな旅行でした。8月末に東京駅グランスタ丸の内が完全オープン。丸の内側に新しく出来た食べ物屋は、なんだかんだほぼ全て食べに行きました。茅の舎のイートインおすすめです。


9月 今年はとにかく東京駅が大変身していた1年でした。とうとう北側通路が一直線に繋がりましたが、この後はどうなるのでしょう。


10月 今年は埼玉のコスモス畑を初めて見に行きました。どれも綺麗でしたが、10月は本当に変な天気で、例年のように晴れが続かなかったり、台風がきたりして、こうした観光的な花畑はかなり苦労していたように見えました。


11月 今年の紅葉ライドは富士五湖周辺と、常陸太田に行きました。富士五湖ルートでは、初めて二十曲峠から綺麗に富士山が見えて感動です。また、奥茨城と呼ばれる地域には自転車で初めて行きました。走りやすいし楽しいしおすすめです。実はこのあたり、「茨城県北ジオパーク」として認定されていた地域だったのですが、推進委員会の組織体制や広報活動などに問題があるとして、12/22に認定を取り消されてしまいました。確かに伊豆や富士山周辺に比べると、ジオパークとしての印象は薄い(説明看板とかほとんど見なかった)けれども、自転車で走っていると地形的な面白さは確かにあると思うので、再認定に向けて頑張って欲しいです。


そして11月1日から新しいキャンパスへ異動になり環境が激変しました。まだ慣れずに仕事に追われている感があるのですが、早く慣れて自分のペースでできるように調整していきたいです。

12月 2年ぶりに皇居の乾通りが一般開放されました。紅葉シーズンに合わせた開放です。いよいよ平成も残り1年と4か月。誰にとっても初めてとなる今上の「退位の礼」と、私にとっては2度目の「即位の礼」がやってきます。もうすぐ新元号も発表されるのでしょう。平成になったときは、30年も続くとは思っていませんでした。でも振り返ってみると30年って短いですね。


今年の見た映画は、66本。いくつかドキュメンタリーを見たのですが、『メットガラ』はすごくよかった。METのファッション部門キューレターがどうやって大規模な展覧会を開催しているのかを追ったものです。豪華さに目を奪われがちですが、どうしても色眼鏡で見られがちなファッション部門のキューレターが、いろいろな趣向を凝らしてファッションをアートとしてみせる工夫をするところ、素晴らしいなと思いました。今年の中でベストは『女神の見えざる手』。彼女の一言で、全てがひっくり返るところは 爽快感がありました。ここ数年ヒューマントラストシネマ渋谷で、年初に「未体験ゾーンの映画たち」という上映が組まれています。日本では様々な事情で上映されなかった映画をかける取り組みで、今年は何本か観ました。中でも『エンド・オブ・トンネル』最高でした。来年もまた「未体験ゾーンの映画たち 2018」が開催されます。楽しみです。

今年は少し自転車に乗る時間が減ってしまったこともあって、3000kmちょっとしか乗れませんでした。Festive500はなんとか乗り切りましたが、目標の年5000kmは来年こそ。(と、毎年言ってるような)

今年も一年お付き合いいただいた皆様、ありがとうございます。良いお年をお迎えください。

2017年12月30日

2017年 Festive500

今年もFestvie500、なんとかクリアしました。ただ、今年のFestive500はやや波乱含みでした。

24日 印旛沼かどかわ

毎年行っている印旛沼の「かどかわ」さんへ、今年は初日にうかがいました。ほぼいつものルートで道の駅やちよまで行き、自転車道で印旛沼へ。お店にはちょっと早く着いたのですが、11:00前に開けてくれました。帰りは2月に開通した国道464号へ北須賀の交差点から入り、県道288号から南下して国道14号へ戻り帰ってきました。造成中の国道464号は鎌ヶ谷あたりから最終的には外環に繋がる構想がありましたが、そっちのほうは自転車侵入禁止になっちゃうのかなー。逆の成田への接続はもう少しで出来そうです。(130km/500km)

25日 箱根路


今年のFestive500は比較的風に恵まれました。2日目は自宅から追い風に乗って箱根駅伝ルートを箱根へ。年末最後の五十日ということもあり、やや走りにくかったのが残念ですが、夏に同じルートを走った時よりはずっとマシに走れました。暑いのは苦手です。ここでの発見は二宮のラーメン屋にロードバイクスタンドがあったこと、そして天山湯治郷にとうとうロードバイクスタンドができたことです。(233km/500km)

28日 江戸川グルメ


26,27日は仕事で、実質上の3日目は28日。朝、出発する前に空気を入れようとして後輪の空気が半端なく抜けてることに気づきました。ゼロではないのですが、25日に目一杯入れていたのに2気圧くらいしかありません。パンク?と思ったのですが、空気が入ったし、一昨日は問題なかったからとそのまま出発しました。

この日は江戸川を遡るルートでした。流山のあたりで、北に黒い煙が見えました。遡るにつれて大きくなるその煙は、結局野田橋過ぎたあたりではっきりと火災とわかるようになりました。後で検索したところ埼玉側の松伏町にある自動車解体工場が燃えていたようです。実は江戸川で火事を見るのは2度目。火事は怖いです。野田橋で左岸に渡ったので、火事現場にいちばん近い箇所は千葉側を走っていましたが、それでも黒い煙が流れてきていてかなり臭いました。正に「対岸の火事」で、近所の人たちが土手上から火事を見ていました。つまり風も強く乾燥していた1日でしたが、行きはそれほど向かい風には悩まされず、帰りには追い風にアシストされるという風の運は良い日でした。喜八堂でおしるこを、野田のゆでたて家でうどんを食べて、最後は北小金のZopfでパンを買いました。江戸川から平和台で下りて、大谷口の住宅街の中を通るルートを選択しましたが、これは正解だったと思います。

帰ってきて後輪を確認すると、やはり空気圧が低下しているのでチューブがもう寿命かも(パンクするまでにはなってなくても、どこからか空気が微妙に抜けてるのかも)と、チューブだけ交換しました。 (367km/500km)

29日 霞ヶ浦一周


早朝、後輪タイヤを確認すると空気が抜けてます!今度は明らかにパンクの症状です。慌てて後輪を外して、チューブではなくタイヤ側を確認すると、なんと棘のようなものが貫通していました。恐らく26日にどこかで刺さり、そのためにスローパンク状態になっていたのでしょう。しかし、そのまま28日も130km以上走りました(走れました)から、一体どういう形で刺さっていたのか謎です。結果的に当たり前の確認を怠ったために、チューブを1本無駄にして、さらに朝からタイヤもチューブも交換する羽目になりました。皆さんもお気をつけて。

最終日予定のこの日は輪行で土浦へ。たまたま朝一の「ひたち」にえきねっと得だ値(10%オフ)が残ってたので特急利用です。昨年のFestive500で出来たての霞ヶ浦周回の自転車道を走りましたが、その時より大分整備が進んでました。まず土浦駅のサイクルステーションが人感センサーによって電気が点くようになってました。自転車道表示案内も大分増えてました。一方で、まだ迂回路が難しかったり、一部整備のために利用不可だったりといった場所もありました。

昨年、東側の直線が向かい風で厳しかったので、今年は逆回り(時計回り)してみることにしましたが、どちらが良いとは言い切れないですね。どちらも悪くないですが、時計回りすると、かすみキッチン前を通るのが早すぎて開いていません。また西側はあまりトイレがないなーと思いました。全体的にトイレはもう少し整備してもよいかも。また西側には補給地点も少ないですね。(505km/500km)

というわけで、2017年も無事Festive500、終了しました。来年も頑張ります。

2017年12月9日

お台場レンボー花火2017


今年も12月の毎週土曜日の19:00から打ち上げるお台場レインボー花火が始まっています。先週は仕事で見られなかったのですが、今日は見られました。今年は10月に行われるはずだった花火大会が台風で文字通り吹き飛んでしまいました。10分と短いですが、800発を密度濃く上げてくれるので、ダレなくてよいです。私は冬に上げるこの花火が好きですね。

2017年12月3日

平成29年秋季皇居乾通り一般公開


今上陛下の傘寿を記念して始まった春・秋の皇居乾通り一般公開ですが、樹木の入れ替えとかで、昨年の秋と今年の春は実施されませんでした。いろいろ言い訳してもう開催されないのかなーと思いきや、今年は実施期間を9日間に伸ばして12月2日(土)から開催されることになりました。今年の東京は急速に寒くなってからはお天気も続き、赤が綺麗に出ているカエデが多いです。期待して行ってきました。

10時開門なのですが、前日の土曜日は入り口の坂下門で待ち時間がほぼゼロだったと聞いていたので、10時少し前に着く感じで行きました。馬場先門に出る地下鉄のB6出口も今回は閉鎖されていません。確かに皇居へ向かう日本人(普段は外国人が多い)は多かったですが、それでも皇居前広場に作られた大量のカラーコーンによる待機所は全く使われず、手前の一列だけが通路として使われていました。警察側も過去4回の一般公開に学んで、かなり生産性を上げたのかもしれません。それとももう3回目になる一般公開で、入場希望者も減ってきているのでしょうか。特に待つこともないまま手荷物検査と金属探知機によるチェックを抜けて坂下門から入場します。


中に入るにつれて、周りの高いビルが見えなくなっていきます。日当たりによって、あるいは樹種によって色付きは異なりますが、今年は紅葉が綺麗です。



江戸時代の建物も残っています。富士見多聞と紅葉という組み合わせも素敵。


乾通りに入らないと見られない局門


石垣とそれに合わせて恐らく近代に作られたと思われる道の作りも面白いです。


こちらも乾通りからしか見えない道灌濠。ここだけ見ると東京のど真ん中とは信じられません。この森の向こうが御所です。


紅葉にまじって冬桜も咲いていました。


多くの人は東御苑のほうに向かうので、分岐から乾門までは人が半減します。乾門前の広場が綺麗なんですけどね。


乾濠側のトウカエデは立派。


約30分の皇居内散歩は、案外空いている感じでゆったりとお散歩できました。前回もそこまで混んでいたわけではないのですが、前回よりも明らかに余裕がありました。自分のペースでお散歩できます。


乾門を出ると、やはり東京の樹木は銀杏だなと思う黄金色。


乾門の手前に仮設ではない立派なトイレが出来ていました。一般参賀のときも乾門を出口のひとつとして案内しますし、春秋の一般公開も恒例行事になるということなのでしょう。桜の時期も楽しみです。


乾門から出たら、北桔橋門から東御苑へ入って、二重橋側に戻ることも可能ですが、ぐるっと皇居をまわって東京駅までやってきました。


11月からは北口のタクシー乗り場や都バスのりばも使われるようになり、12月7日には駅前の広場が全面オープンです。長かったなー工事。工事をするからと2005年(もう14年前か!)を最後に「休止」されている東京ミレナリオ、再開されないかなぁ。


皇居の紅葉は今がピークです。見たい方はお早めに。乾通りの一般公開は12月10日(日)まで。

2017年11月13日

[自転車] 「奥」茨城紅葉ライド



今回走ったルートは、昨年作ったものだったんです。残念ながら昨年は天候と紅葉の時期が合わずに断念しましたが、断じて「ひよっこ」ブームに乗ったわけではないのです。今年こそ、と思っていたこのルートですが、たまたまJR東日本がキャンペーンでやっていた「常磐線普通列車グリーン車とにかく1回乗ってみようキャンペーン」に当選し、モバイルSuicaのグリーン車乗車券が当たったので、本当に行くことにしたのでした。そんなわけで、「ひよっこ」では「奥茨城」と言われた常陸太田、高萩の辺りをぐるっと回ってきました。

朝5:10上野発勝田行きの常磐線に乗りました。JR東が「とにかく1回乗ってみよう」とキャンペーンを張る理由がちょっと分かりました。土日の早朝発であっても東海道線はグリーン車に乗っていないと徐々に人が増えてきて輪行しにくいのです。一方常磐線はずっとガラガラ。びっくりするほど空いてました。これならあえてグリーン車乗らないよなというレベル。上野を出て2時間。終点の勝田駅に到着です。


妙に綺麗な道路をひたすら北上します。もしかすると震災の時に被災して、直されたのかもしれません。路肩も広く路面もスムースで、自転車にとって最高の道路です。しばらく行くと、久慈川に出ますので、そこから久慈川サイクリングコース (リンク先はPDF)に入りました。こちらも路面がとても綺麗で、とても走りやすい道路。正面には日光男体山が見えます。


里川との分岐点で、サイクリングコースは川を一旦渡るのですが、そこにはこんなノスタルジックな木橋が。2tまでと書いてありましたが、実際に軽トラが通ってました。


私は里川へ入ります。こちらも久慈川ほどではないものの、走りやすい舗装路です。なんかあまり宣伝されていないように思いますが、このあたり自転車で走るの良いですね。


暫く行くと、またしてもノスタルジックな木橋が。手前にもひとつあったので、この辺では木製橋が普通なのかしら。下の写真の橋は、ひよっこの撮影でも使われたらしいです。


里川を離れて少し国道を走った後、春友彫刻の森運動公園の辺りから裏道いけそうだなと思ってルートを引いてたのですが、これが壁のような坂が待っていて泣きそうでした。道路脇にある傾いた看板には「旧鎌倉坂」と書かれています。旧鎌倉街道の一部だそうで、その先は町屋町というこれまた歴史のありそうな立派な家屋が点在する通りに出るのです。

その奥にあるのが、旧町屋変電所。明治末期に作られた水力発電所の変電施設で、町屋の辺りはこのあたりでも最も早く電気が通った地域だったのだとか。これがまた非常に素敵な建物で、地域の集会所として利用されるほか、保存会によって周辺整備が進められているそうです。夕張にある「滝の上発電所」を思い出したのですが、あちらのほうが歴史は浅いんですね。いかにこの発電所が古いか、そしてその割に綺麗に保たれていて、地元の人たちに大切にされているかがよくわかります。


再び凶悪な坂を登って山の中に入ります。途中登りに備えて自販機でココア休憩してたところ、地元民のおばあちゃんに話しかけられました。このブログでも何度か言及していますが、私3年ほど茨城県に住んでいたことがあります。ですから茨城弁は北も南も大体理解できるつもりでいました。ところが、このおばあちゃんの訛がものすごく強くて、何度も聞き返してしまってすっかり自信喪失です。

最初の本格的な登りは約5km。峠は十国峠という名前がつけられています。頂上に公園があって、モミジがとても綺麗でした。


この十国峠は登りも下りも道路は非常に綺麗で、自転車にとっては十分な幅があり、とても走りやすかったです。水府という場所に出て、しばらく県道を北上します。途中、木村屋菓子舗という和菓子屋さんがありました。「この先再び登りがあるし...」とおまんじゅうを買って持っていくかと思って寄ったのですが、ここで買った「かりんとうまんじゅう」がものすごく美味しかったのです。これはマストバイです。外はサクサク中はしっとりを地で行くおまんじゅう。焼き立ても美味しいのではと思うのですが、帰りの電車で残しておいた1個を食べた時も美味しかったので、補給にも最適です。お土産にもっと買ってくればよかったと思いました。普通のこしあんの他、この時期だけのさつまあんがあります。


この和菓子屋の少し先に竜神峡大吊橋があります。このあたりでは紅葉の名所として有名な場所です。県道からは少し登ることはわかっていましたが、これがまた極悪な登りでした。平均斜度が10%。途中ガーミンが低速すぎて勝手に停止する程のタラタラ加減で何度も足を付きながら登りました。でも大吊橋の向こうに広がる紅葉、素晴らしかったです。


真ん中にはバンジージャンプの紐が垂れ下がっていますが、私が見ていた20分程度でも2度ほど飛び降りてる人を見たので、大人気なんですね。なお、登ってくるときは1kmほどだった渋滞は、下の道路までつながっていました。バンジージャンプだけではなく吊橋も大人気です。

県道から高萩へ向けて国道461号へ。ところがここ、国道とは名ばかりで、実質1車線しかないのに対面通行なので、自動車の場合は度々待避所で道を譲らねばなりません。その割に交通量はそこそこあるので、自転車にとっても特に問題はなくても自動車には走りにくいだろうと思われる道でした。そしてここも登り平均斜度10%。距離が短いのだけが救いです。

おりたところは里美という地域です。大昔中学生の頃にこの里美にキャンプに来ました。全く土地勘はありませんが、こんなところにあったんだな、と自分の足で来てみて思います。ようやく現れたコンビニで補給し、再び登り。今回のルート最後となる登りは、今まで散々苦しめられた凶悪な登りと比べるとまだましでした。途中横川温泉という温泉があり、3つの旅館が軒を連ねているのですが、巴屋旅館の趣ある建物とイチョウ、モミジの赤や黄色がとても合っていて美しく、癒やされます。


道の途中にある立派なモミジも綺麗な赤


ようやく最後の峠を越えて、高萩市に入りました。少し下ったところにあるのが花貫渓谷。やはりこのあたりでは非常に有名な紅葉の名所らしく、花貫渓谷の上下にある駐車場を起点に大渋滞になっていました。自転車最強。

花貫渓谷は、本当は全体的に赤くなるのだと思います。残念ながら今年は極端に寒い日が早くに来たと思いきや、その後強い台風が襲ったり、秋雨が長引いたりして、均等に赤くはなっていないようです。赤が強く出ているところは真っ赤だし、一方で全く色づいていない場所もあったり、または既に葉が完全に落ちて裸になっている木もあったりして、紅葉にとっては厳しい天候であったことが伺えました。とはいえ、そのグラデーションも美しいです。




対向車線になが~く続く渋滞を眺めながらおりていくと、右手に名馬里ヶ淵(なめりがふち)という看板が。石を投げると雨になるという伝説の淵が見られる庭園がとても綺麗でした。残念ながらちょうど陽が山の影になる時間帯でしたが、逆にそれが幻想的な雰囲気でした。


山を抜けると、正面には海が見えます。勝田駅も海に近いところにありますが、そこから山側をずーっと抜けて、再び海へ出てきました。

高萩駅到着。今日はここまで。可愛い駅舎です。


直通の特急があるかと思いましたが、そこまで甘くありませんでした。勝田まで水戸行きの鈍行に乗り、勝田から特急ときわに乗り換えました。E657系に乗ったのは初めてですが、よかったです。最後尾裏には新幹線と同レベルの隙間があって自転車がちゃんと収まるし、座席も新しい車両だけに座りやすいし、トイレも新幹線並みで最高でした。何より空いてました(笑)。高萩駅でえきねっと(チケットレス)で予約しようとしたとき、1車両に1座席しか売れて無くて「大丈夫か、この特急」と思いました。実際は直前に買われる事が多いらしく、さすがに1車両に2人しかいないということはなかったですが、最後尾どころか直前では座席が取れない中央線の特急と比べてしまうと、このガラガラ加減は若干心配です。

というわけで、常磐線の普通グリーン車や特急は輪行向きですし、走りやすい(登りやすいとは言わない)峠も沢山ありますから、奥茨城どうですか?

この日のルート