2008年4月29日

カラスなぜ遊ぶ / 杉田昭栄著

カラス なぜ遊ぶ (集英社新書)

カラス なぜ遊ぶ (集英社新書)
著者: 杉田 昭栄
出版者: 集英社
発売日: 2004-03-01



カラスって面白いですよね。うちのゴミ置き場にもご多分にもれずカラスがやってくるのですが、人間が来ているときは近づかないとかいう暗黙のルールでもあるように思えます。まるで「俺はここにいるだけだよ、別にゴミ漁りに来てるわけじゃないんだよ」と言わんばかりに、そっぽを向いて塀の上に乗っています。が、ちらちらとこちらを見ながら、ゴミ袋に「掘り出し物」が無いか、目を光らせているようにも見えます。実際人間が離れると、さっと寄ってきたりして。駆除の対象であるカラスですが、それでも図太く生きているのは、この知恵ゆえかもしれません。

私はそんなカラスが(行動が面白いので)案外好きなのですが、カラス博士の書いた「カラス本」を読むきっかけとなったのは、別にカラス好きが高じて、ではなく、大学構内で衝撃の光景を見たからです。

ある日のこと、私は旧館の資料が必要になって、キャンパス内を歩いていました。すると「ぎゃーぎゃー」と悲鳴のような声が聞こえます。そちらの方を見てみると、地面のところで黒いカラスがバタバタやってるのです。ネズミでも見つけたのかと思いきや、カラスは一羽ではありませんでした。近づかなければわからなかったのは、一羽のカラスがひっくり返りながら羽を広げてバタバタやっていて、その近くに二羽がくっついていたからです。しかも、バタバタしているカラスを二羽のカラスが取り囲んで、胸や腹を鋭いくちばしで黙々と攻撃しているではないですか。どう見ても遊んでるという雰囲気ではありません。いじめられっ子がいじめっ子に取り囲まれて、小突かれてるという雰囲気、いやそれよりもさらにひどく、弱ったカラスを、生きたまま二羽のカラスが喰ってるという殺伐とした状況です。攻撃されてるカラスは必死の悲鳴を上げています。あまりに日常の光景になっていて普段は気にもしないカラスの鳴き声なのに、通りかかった学生がみんなが振り向いてるのは、その声が死を予感させるような不吉な声色だったからでしょう。なんとか起き上がったいじめられっ子カラスは、必死で逃げていきましたが、その後どうなったことやら。

あまりに衝撃的だったので、カラスは共食いするのか調べてみたのです。するとこの本にそのエピソードが出ているということを知りました。

早速読んでみたところ、「カラスの死体を余り見ないのは、仲間が食べてしまうから」という説があることが書かれていました。実際研究室で飼っていたカラス同士が喧嘩して、一羽が死んだとき、周りのカラスがその死んだカラスを食べてしまったというエピソードが披露されていました。

いやしかし、あれは「死んだカラスを食べた」じゃなくて、「生きてる仲間を喰おうとしていた」ように見えたんですが・・・。

その他にもカラスに関する情報満載。特にカラスは目は良いけれども鼻はあまりよくないという話は中々面白かったです。だからカラスの目に付かないところに置いておけば、生ゴミを漁られたりする可能性は低いってことですよね。しかし記憶力が良く、知恵も働くカラスだけに、一度でも「あそこには食料がある」と分かってしまったら、何をしてでも取りに来そうですけどね。この「鼻ではなく目を使う」というのが、カラスを賢く見せている理由なのかもしれないなーと思いました。人間の顔を見分けることもできるらしいというところも怖い。

残念ながらカラスの共食いの実態は解明されていませんでしたが、さらにカラスを観察してみようという気にさせる本でした。おすすめ。

2008年4月26日

[スカパー/ドラマ]デクスター シーズン2


原題: DEXTER Season 2
出演: マイケル・C・ホール、ジェニファー・カーペンター、ジェームズ・レマー、キース・キャラダインほか
シーズン2: 全12話

デクスターはピンチに陥っていた。自分が海に捨てたバラバラ死体がなんと発見されてしまったのだ。マイアミ警察では、冷凍庫キラーを超える大量殺人事件としてFBIもやってくる事態になり大騒ぎ。一方、ドークスはますますデクスターに不審感を抱くようになり、日常もつけ回すようになっていた。自由に動き回ることもできず、警察にも追い詰められるデクスターだったが・・・。


前回は冷蔵庫キラーに正体をかぎつけられて「対決」といった図式が全シーズンにわたって骨格のストーリーになっていましたが、今回はデクスターVS周りの人々(でも「周りの人々」はデクスターが問題の犯人とは分かってない)というお話。「デクスターの正体はばれてしまうのか」というドキドキ感がキモなのに、「続きがあるのに、捕まるわけないでしょー」というシリーズならではの問題もあるんですけどね。ただ、単に「ばれてしまうのか」だけじゃなくて、「このピンチをどう切り抜けるのか」という部分も面白くて、毎回楽しめます。デクスターの私生活にもちょっとした変化が起こり、それがまた深みにはまる一因ともなるのですが・・・。このシリーズは最終的にどういうオチをつけるのか、そちらのほうが気になります。シーズン3の放送も待ち遠しいです。

2008年4月25日

[スカパー/ドラマ]バトルスター・ギャラクティカ 序章〜シーズン1

GALACTICA/ギャラクティカ 【起:season 1】DVD-BOX 1

GALACTICA/ギャラクティカ 【起:season 1】DVD-BOX 1
出版者: アミューズソフトエンタテインメント
発売日: 2008-05-23




原題:BATTLESTAR GALACTICA
製作総指揮: デヴィッド・エイック、ロナルド・D・ムーア
出演: エドワード・ジェームズ・オルモス、メアリー・マクドネル、ジェイミー・バンバー、トリシア・ヘルファー
シーズン1: 序章2話+本編13話

12のコロニーに分かれて居住し、それぞれ繁栄していた人類は、人工知能を持つ「サイロン」というロボットを開発する。しかし「サイロン」は叛乱を起こし、人類とロボットの一大戦争が巻き起こった。長い戦争の後、人類とロボットは休戦を選択。それから40年が過ぎた。

当時の戦争で活躍した宇宙戦艦「ギャラクティカ」は老朽化し、退役を迎えようとしていた。まさに退役式を行おうとしたそのとき、サイロンが再び人類のコロニーへと総攻撃を仕掛ける。生き残ったのは、旧式であったことが幸いしたギャラクティカの隊員と少数の宇宙船の乗客。彼らはサイロンの攻撃から逃れながら、神話に描かれた「地球」へ向けて航行する。


すごくありがちなストーリーなのに、今期見ているドラマで一番面白いと思った作品。サイロンには実は人間そっくりの新型バージョンがいて、それがまた人間の間に疑心暗鬼を引き起こすという設定もなかなかよいし、非常に中心に近い位置にやっかいな男がいるところもストーリーを深くしているように思います。狸なアダマ艦長、ストイックなその息子のアポロ、型破りな女性飛行士のスターバック、意外と策士な「にわか大統領」、その頼りない側近・・・などなど、キャラクターも魅力的です。

「シーズン1」とは言ってますが、ぜーんぜん終わってないんです。ストーリーもまだまだこれからってところですし、実際「え、来週この続き無いわけ?」というくらい中途半端なところで終了。シーズン2の放送も決まってるのですが、なるべく早く放送して欲しいところです。というわけで、とてもおすすめ。

2008年4月23日

スメラギの国 / 朱川湊人著

スメラギの国

スメラギの国
著者: 朱川 湊人
出版者: 文藝春秋
発売日: 2008-03-01



麗子との結婚も考えて、少し広いメゾネットタイプの家に引っ越しをした。引っ越してすぐに猫がえさをねだりにやってくるようになり、麗子との関係も順調で、とても幸せに思えた。友人から車を譲って貰って、その車で猫を轢いてしまうまでは。

不思議な猫と、その猫に関わってしまった人間の物語。すごく不思議な読後感をもたらすストーリーなのです。途中で何度か挫折しそうになりながら、結局最後まで読んだのですが、これがラストが意外とよかったんですよね。なので、途中の物語の展開についていけなくなっちゃった人も、是非最後まで読むのをおすすめします。じゃないと寝覚め悪いですし。ただ、あまり気持ちの余裕が無いときに読まないほうがよいかもしれません。

2008年4月21日

[スカパー]FREEDOM 1〜6


監督: 森田修平
出演(声優): 浪川大輔、森久保洋太郎、小林沙苗、加藤精三ほか

23世紀、地球はフリーポートの落下により、人類は絶滅、死の星になっていた。月に避難していた人々は、エデンという都市を開発、平和な日々を送っている。タケルはエデンの学校を卒業し、就職待ちの身分だ。ライバルのタイラに、ビークルのレースで勝とうと改造を繰り返していた。そのタイラと即席のビーグルレースをして門限に間に合わなかったタケルは、罰としてエデン外でのボランティアに出ることになった。ある日のボランティアで、タケルは写真を発見する。その写真には、エデンの運営局がひた隠しにする真実が隠されていた。


日清カップヌードルタイアップの連続アニメ。随分前にエデン編1〜3は見ましたが、今回は地球編の4〜6も合わせて放送です。全体として目新しさは無いと思うのですが、それでも面白いんですよね。何か続きが見たくなる、そんな作品です。

地球編はどちらかというと、地球人たちはどう思っていたのか、何をしていたのか、ということに中心が置かれていて、それは結局「エデンは何故地球が滅んでいないことを隠していたのか」という謎をますます深めるばかり。そして、6で終わると思っていた私は肩すかしを食らいましたよ。えー終わってないじゃん。

5月23日に45分の『FREEDOM SEVEN (特別編)』が出るらしいです。

FREEDOM特別編 FREEDOM SEVEN

FREEDOM特別編 FREEDOM SEVEN
出版者: バンダイビジュアル
発売日: 2008-05-23


・・・買っちゃいそう?

2008年4月19日

嘘 / 永瀬脩介著

嘘


著者: 永瀬 隼介
出版者: ポプラ社
発売日: 2008-03-01



良樹は死にゆく同級生を見舞っていた。小学校時代に同じ学校で学んだ彼らは、ある体験をしていた。同じ小学校に通っていたユウが失踪し、それを泰三が見つけたという。良樹を連れて行けばユウは戻ってくると聞いた良樹は、和也と泰三と共に、山の中へとユウを連れ戻しに入っていくのだが・・・

何が「嘘」なのかが謎の中心となるミステリ。複雑な家庭の事情、ユウの失踪、そして山の中の冒険、と個々のエピソード自身も読み応えあり、またそうした過程が描かれることで、一見成長物語のように見えるのですが、実は最後の最後まで気が抜けないストーリーになっています。特に和也の病室で昔語りをするという「単なる」設定が、意外な形で活かされていてよくできてるなあと思ったのでした。ミステリの手法自体は特に目新しくは無いですが、私はこういうのが好きなので、おすすめしちゃいますね。ポプラ社ということでやや児童向けなのかなあと思ったのですが、全くそんなことありませんでした。

我が家にも光

総務省の発表資料によると、平成19年「通信利用動向調査」の結果で、光回線がDSL回線を上回ったとか。

ここまで長かったですねえ。光回線自体は私が子どもの頃からありましたし、FTTH(Fiber To The Home)という言葉もかなり前からありましたよね。最初は夢物語でしたけど、ようやく一般的に普及しはじめたってことですね。

14400bpsのモデム(withテレホーダイ)から、ISDN、ADSLと回線を乗り換えてきた私も、いつか光にしたいなあと思っていたのですが、基地局から非常に近く、ADSLでも全く問題無かったこと、そして結婚してから引っ越してきたところが、KDDIの光回線しか使えなかったこともあって、いままでずーっとADSLで我慢してきたのです。

が、最近、突然NTTのBフレッツも申し込めるようになりました。経緯はよく分からないのですが、KDDIだけだと申し込み人数が少ないということに気づいたのか(実際、毎週のように説明会をしてた)、それとも複数回線入れるのが主流だという主張があったのでしょうか。電話会社を変えたくないのが最大の理由だったので、NTTが入ってくれるなら光に変えない手はありません。しかも年度末キャンペーン中で、工事費無料+プロバイダ料金5ヶ月無料というのです。実は来年早々引っ越すのですが、引っ越し先には既に光回線が入っているので、光にしておけば移転時もスムーズかなーとも思いました。

というわけで、我が家にも光がやってきました。回線切り替え前に測定した速度では、11.4Mbpsだったのが、切り替え後は50Mbps出ました。ただ、「うぉー速くなったなー」という気がしないのは、大して容量のあるページを見ないからでしょうか。。。

2008年4月16日

そうか、円高か

【コラム】 秋葉原でHDDの価格が急落!?円高がPC市場にあたえる影響とは?(R25.jp)

自作PCを使っていた頃は、「最近メモリが安くなってきた」情報にやたらと敏感で、ショップ情報とかでメモリやCPUの買い時を確認しては秋葉原に買いに行っていたものですが、最近すっかりご無沙汰です。最後に行ったのって、埋もれていたCPUやら基盤やらを売りに行ったときでした。

でもこのところの円高傾向による「値引き競争」で、ハードディスクが激安らしいんです。記事曰く、

500GB が 7980円!

ひえー。500GBが1万以下なんですね!すっかり浦島太郎の気分です。価格.comを見たところ、確かにHGSTの500GBが九十九で7980円が最安値になってました(アクセス日:2008/4/16)。私が写真のバックアップ用にMacに繋いでいるHDDは、前のPCでメインに使っていたものを引っこ抜いたものなのですが、容量160GB。当時(2004年7月購入)で、確か1万ちょっとだったと思います。それでも60GBが1万超えてた頃を考えて「安くなったなーハードディスクも・・・」なんて思ったものでした。それに「160GBも使うかな〜、これで一生もんじゃないの?」なんて甘いことも考えてました。そのHDDも、なんと写真だけでもう残り50GB程度(^^;。そろそろ追加したいなー、タイムマシンも使ってみたいし、なんて思ってましたが、100GBとかいう単位じゃないんですね、もう。個人ユースで500GBが余裕で手に入る価格なんだ・・・。さすがにTBの単位になると、単純に倍ではなく2万を超える種類もあるようですが、HDD追加計画は近いうちに予定しておこうと思ったのでした。

2008年4月14日

首都圏の電車ってもう限界がきてる?

仕事の関係で、先週から連続して10時出勤なのですが、毎日のように電車が狂ってるのです。普段、私が出勤する時間は、朝のラッシュが始まる前なので、あまり「混雑による遅延」の影響は受けません。ところが、9時台の出勤になる10時出勤のときは、ラッシュのピーク後なので、そのラッシュの混雑による遅延の影響が続いてるのです。時刻表とか無いに等しいです。一体何時頃出たらよいのか分からず、毎日のように右往左往しています。

今日は本当にあちこちで人身事故とか故障とかあったようで、首都圏全体の電車が大混乱。相方からの電話で大混乱模様を知った私は、1時間も早く家を出たのです。駅につくと確かにすごい。もともと昇降客が多いとは言えない駅なのに、上野駅の山手線ホームか、ってくらい人が並んでます。「なるべく(改札から遠い)後ろのほうに言ってください」という係員の指示に従って奥まで行ってみたけど、ぜーんぜんダメ。どこも満杯じゃないですか。

列車は次々来るのです。ところが、昇降客がそれほど多くない最寄り駅さえそんな状況なわけで、来る電車の状態は推して知るべし、ドアが開かないくらい人が乗ってます。降りる人だってそんなにいないから、ホームで待ってる人もあきらめ顔。「待ってたエレベーターがようやく来たけれども、満員だった・・・」というあの状態です。数人無理矢理押し込まれたりしてますが、とてもとてもホームいっぱいの人は乗り込めません。結局大して乗りもせずにドアは閉まって電車は去る。次の電車もすぐ来るのですが、同じ状態。そんな状況が私が行く時間帯まで数時間続いてたようですから、当然乗客に気分が悪くなる人がいて、その救護で再びダイヤが乱れる。悪循環です。

しかも今日はJR東海道線もおかしかったようで、その乗客も流れていたに違いありません。田園都市線の遅延は日常茶飯事だし、職場の最寄り駅の看板には「千代田線車両故障で遅延、有楽町線混雑で遅延」とか書かれてました。どのくらい遅れてたんだろうと思ってメトロの遅延情報ページ(アクセス日:2008/4/14)を見たら、すべての路線に「○○分遅延」とか書かれてましたよ。

福知山線の脱線事故からもうすぐ丸三年になりますが、首都圏に関しては時刻表を無理して守るどころか、どうやっても守れない状況に追い込まれてるような気がします。過密ダイヤの上に複雑な乗り入れがからみ、どこかで電車が遅れれば、連鎖的に多数の路線が影響を受けます。私の乗ってる路線が、そのまさに「複雑な乗り入れをしている電車」なのですが、乗り入れ先のどこかで電車が遅延すると、「次にどこ行きの電車がくるか分からない(アナウンスさえない)」という状況になり、それがさらに混乱を招いています。しかも平日朝間の乗客数は、どこも限界を超えてるような状況。乗り降りに手間取ったりして、電車がちょっとでも遅れると、2,3分後の電車に乗る予定だった人がその電車に乗ることになり、混雑が混雑を呼んで遅れに繋がり(田園都市線はこの悪循環が元で急行の運転を取りやめ、さらにたいした距離もない大井町線に急行を走らせたけど、やはり今も遅れてる模様)、それが9時台まで続くという感じです。遅れてても、混んでても、乗れれば「移動はしている」わけですが、今日の「事故があったわけでもないし、電車は来てるけど、乗れない」という異常事態を体験して、「もう首都圏の朝の公共交通機関は限界に来てるのでは」と強く思いました。

数ヶ月後、近くに大挙して住民が引っ越してきそうなんですが、悪夢です。。。

2008年4月13日

[2008年桜花賞]小牧騎手が初GI(JpnIだけど)

前の速い縦長の展開から、4コーナー回って18頭(間違えた、ポルトフィーノがいなかったから)17頭が横いっぱいに広がって追い比べする展開は、見応えありましたねえ。正に「戦国時代のクラシックレース」という感じでした。もうどれが勝ってもおかしくない、と思いましたが、最後の最後で付き抜けたのは、12番人気のレジネッタ。

同じ勝負服のソーマジックがパドックでよく見えて軸にしてたので、最後はおーいけるか?なんて思っちゃいましたけど、外から伸びてきたのはレジネッタ!と言われて思い出しましたよ。

相方に頼まれた複勝。

2着はさらに人気のないエフティマイア、3着が私が応援してたソーマジックで、2,3着も人気があまりなかったので、複勝でも10倍以上つきました(私のソーマジックとレジネッタのワイドにしておけば・・・と思っても後の祭り(笑))。

これでオークスもわけが分からなくなりましたね。何しろ4着に16番人気のハートオブクイーンとか入ってますからね。オークスも騎手の差、枠の差、仕上げの差など、直前までわからなさそうです。今日もトールポピーの-10キロは少し細い感じでしたしね。それに、レジネッタは血統的に東京2400mは長すぎるから、きっとNHKマイルでしょう。

小牧騎手の嬉し涙が印象的だった桜花賞でした。

来週は皐月賞です。今日の桜花賞見てたら、同じく混戦の牡馬も何が来てもおかしくないですよね。ただ、人気薄だったとはいえ、今日の桜花賞も1,3着が社台ファーム、2着がノーザンファームの生産馬、そしてレジネッタは母父サンデーサイレンスだったことを考えると、クラシックはまだ血で走ってるという感じもします。多分人気は中山2000m専用とも言えるマイネルチャールズですが、スプリングS勝ち馬のスマイルジャックほかスプリングS組にちょっと期待。

2008年4月11日

なんでグーグルに確認しないの

【誤報】グーグルが「申し訳ありません」--ウイルス対策のため

この「申し訳ありません」画面、結構ネットワーク関係者の間では広く行き渡っているのかと思ってました。理由はあるのですが、別にここで言うことでもないですね。これは「仕様」のはず。私の職場でも出たことあります。

でもそれをCNETが記事にしちゃう(しかもグーグルのせいにして)ところが気になります。普通こういう記事にするなら対象会社に裏を取ったりするものじゃないのでしょうか。グーグルに聞けばすぐに分かる話なのに、記事にして、ネットワークに載せて、それで後で「誤報」なんてつけて謝るのは、ちょっと恥ずかしいなあと思います。

大学でもよく外のデータベースに繋がらない、という問題が起きるのですが、まずは足元を確認します。他の端末でも起きているのか、他のブラウザならどうか。他のキャンパスではどうか。広く起こっている現象なら、他のサイトではどうなのか。ネットワーク上で起きる不具合は、何が引き起こしているのかの切り分けが非常に重要です。回線なのか、データベースそのものなのかという問題に大別した後も、実際の問題点を洗い出すのは結構大変です。かなり広範囲に起こってるので、何かネットワークの問題では?と思いきや、部屋に置いてあったハブが壊れかけてただけだった、なんてこともありました。職場内でも、想定されることを全て試してみて、しかもしばらく様子を見て、ダメならネットワーク担当あるいはベンダー、とかなりステップを踏んでます。どこも人はギリギリですから、つまらないことで他所に迷惑をかけることがないよう、自分たちで出来ることは自分たちでやることになってるものです。

個人のブログなんかならともかく、それなりに名前の知られてるCNETの記事で、やるべきチェックがスルーされてインターネット上に流れてしまったということは、「ネットワーク上にある情報は信用ならない」を助長するだけで悲しいです。インターネットの強味は印刷の手間をかけずに速報できるということかもしれませんが、それが拙速を意味するだけなら問題ですよね。

2008年4月8日

深泥丘奇談 / 綾辻行人著

深泥丘奇談 (幽BOOKS)

深泥丘奇談 (幽BOOKS)
著者: 綾辻行人
出版者: メディアファクトリー
発売日: 2008-02-27



作家の私と深泥丘の不思議な物語。特にオチがあるというわけではなく、周りには当たり前に見えている世界が、作家だけ違うところから見ている、どちらかというとホラーに近いお話です。それだけだったら私はあまり得意ではないジャンルなのですが、なんかこの著者が書くと面白いんですよね。違和感なくその微妙にずれた世界に入れるという気がします。「世にも奇妙な物語」的世界が好きな方には(ただ、あれよりもオチなしかも(笑))おすすめです。

2008年4月7日

窮屈な世の中になってきたと思う

最近巷(ネット界隈?)で話題の「ネット規制法案」。いくつか右下の「気になるニュース」にも貼っておきましたが、「子どものため」を言い訳にした検閲が議会に提出されようとしている件です(まだ自民党案も民主党案も議会サイトの「議案」に載ってない模様)。

今回は、新聞もテレビでもなく彼らの目の上のたんこぶである「インターネット」が対象だから、あまり報道がされてないという話もあるそうです。誰を何から守るのかさっぱりわかりませんが(私には政府を世論から守ると言ってるようにしか聞こえない)、例えどんな理由があったとしても、図書館員としても、もちろん個人としても、私は検閲には絶対に反対です。検閲には反対、と思ってても、「でも子どもに有害サイトを見えなくさせるというのであれば・・・」とか、「SPAMを減らすためなら」なんてのは甘いです。検閲には「でも」なんて無いんです。一旦規制を許したら、あれもこれも何らかの理由を付けて制限されるものです。既に、ケータイの未成年への強制的フィルタリングによって、一般のサイトまで見られない事態になっていると業界から批判があるのも事実です。また、こういう意見が「正しい」ことのように流されることで、学術情報の世界でも情報収集と言う意味では欠くことのできないインターネットが、単なる悪者になりさがることに危機感を感じます。いずれにせよ、最近は心理的な検閲とも言える事件も多いのです。「靖国」の上映中止問題もそうですし、プリンスホテル事件もそうです。ネットで絶え間なく起きてる炎上問題も、もしかしたら人々の言論に何らかの影響を与えてるのかもしれません。

結構いろいろ意見のあるCNET Japanのパネルディスカッションでもあの手この手で皆さん全員が反対意見を表明してるのはやや安心(以下のリンク)。ただこれだけいるパネリストに女性がいないのが不満。

インターネット規制法案をどう読むか?:CNET Japan オンラインパネルディスカッション

うちには子どももいないし〜、私はもう18歳未満じゃないし〜って個人的に無視しちゃうことも出来る話なんですが、ニーメラーの詩にように「声をあげたが、既に遅かった」になりそうで、書いておこうと思ったのでした。印象論で申し訳ないのですが、『図書館戦争』の世界がすぐそこに来てるような気がして、気味の悪い今日この頃です。

2008年4月5日

昭和記念公園の桜



何度も行ってますが、桜の季節に行くのは初めてかも。ちょうど満開でした。今日はたまたま中央線が止まったりしてて、朝はそれほどの人出ではなかったのですが、お昼頃帰ろうと思ったら、西立川駅がすごいことになっていました。明日もたくさん人がいそうですね。菜の花もほぼ満開。



朝はちょっと雲が出ていたのですが、着いた頃にはちょうど青空になっていました。



ちょっと早めのチューリップも咲き始めています。これから公園では次々といろんな花が咲きます。

2008年4月4日

Re-bornはじまりの一歩 / 伊坂幸太郎ほか

Re-born はじまりの一歩

Re-born はじまりの一歩

著者: 伊坂 幸太郎、瀬尾まいこ、豊島ミホ、中島京子、平山瑞穂、福田栄一、宮下奈都
出版者: 実業之日本社

発売日: 2008-03-19




次への第一歩をテーマにしたアンソロジー。普段こういう本ってあまり読まないのですが、伊坂に瀬尾に平山、福田と来たら買おうかな〜と思ったのでした。実際、作風はそれぞれ異なるものの、さすが新進気鋭の作家さんたちが集っただけあって、どれもこれも読み応えのある作品でした。こうして並べると、ラストを飾る伊坂の作風はやっぱり異色な感じ。いや、作風ではなくて登場人物がでしょうか。どこかとぼけていて、それでいて強さを感じさせる登場人物には、いつもながら感心させられます。ちょっと違う書き方をしてしまうと、単なる変な人だったり、間違っちゃった人だったり、ただの抜け作になっちゃうようなところを、微妙なところで面白い(興味深いという意味で)人物に仕上げ、それを上手く作品の中で動かしていることが、伊坂作品の魅力なのではないかと改めて思いました。

2,3人好きな作家のいる方には是非おすすめ。今まで読んだことのない作家さんのも読んでみたくなりました。

2008年4月2日

エイプリルフールだと思ったら、ホントの話で驚いた件

常連のスラドやらINTERNET Watchばかりじゃなく、Googleまで参戦したエイプリルフール。毎年楽しませて貰ってますが、今年は意外なところに狼少年が。

コメント投稿でピザが届く!『@ピザ』本日開始(ニコニコニュース)

もー絶対エープリルフールでしょ〜、ドミノピザまで巻き込んで、かなり手がこんでるなあ>ニコ動と思ったら、何と本当だったのです<「@ピザ」コメントで本当にピザが注文できる機能。ニコ動見てたら、なんだかあちこちに@ピザ〜、@ピザwwwとかいうコメントが流れてるので、「あー釣られてる釣られてる」と思った私のほうがバカでした。

「動画上にコメント」という斬新なサービスで、日本ではもしかしたらYouTubeよりも人気あるのではないかと思われるニコニコ動画。「動画上にコメント流せたら面白いよね」というところまでは何となく普通の感覚でも理解の範疇(じゃないかもしれないけれども、2ちゃんねるの実況板を実現したかったというひろゆき氏の言いたいことは分かる)なのですが、同じコメント欄に「@ピザ」と書き込むとピザが注文できるという機能への飛躍は、私は多分理解できてないです。2ちゃんねるにも、メール欄にある特定の日に特別な文字列を書き込むと、おみくじが引けたりする機能がありますが、あの感覚の延長なんでしょうか。

また、その「@ピザ」コメントが、本当に画面上にも投稿されちゃうところがすごい。中には@ピザだらけになってる動画とかもあったりして(ちょっとうるさい)。でも、ここで誰かが@ピザ機能使ってみたんだなあ〜と思えるわけで、そんなものまでネタにできちゃうところがすごいなあと思うのです。絶対企業には真似できない、と思う。

初日のピザ売り上げはピザコーナーによると89枚だったようです。あの大量の@ピザコメント見てると、もっとあっても良いような気がしましたが、やっぱりひやかしが多いのかな。