初のロストバゲージ(荷物遅延、翌日昼に到着)ーフィンエアー

 


大雪に伴う遅延による目的地変更(いわゆるダイバート)から、経路中の火山噴火による18時間の遅延まで、結構いろいろな飛行機トラブルに見舞われている私ですが、よくあるトラブルの一つ、ロストバゲージは一度もなかったんです。海外乗り継ぎも散々してますし、中には55分乗り継ぎみたいなのもありましたが、普通に荷物は出てきました。ところが、とうとうそれがやってきました。フィンエアー。ヘルシンキで同社の国内線乗り継ぎでした。乗り継ぎ時間は4時間以上もあり、しかも一緒に預けたもう一つの小型スーツケースは出てきたのに、なんとヘルシンキ空港に大きなスーツケースの方を置き去りにされました。

実は国内線で飛び立つ前から、小型スーツケースの方は飛行機の近くにあるのに、大型の方のタグは空港の反対側を示していて、変だなと思っていたんですよね。AirTagは周りにApple製品がないと位置情報を更新しないので、位置情報が更新されなかっただけ、と思っていたのですが、イヴァロ空港でやっぱりスーツケースが出てこなかったとき、むしろApple製品の正確さに感動したのでした。

ほかの空港でもそうなのかもしれませんが、北極圏にある小さいイヴァロ空港のバゲージクレームにはフィンエアーの係員などおらず、ロストバゲージは以下のサイトからオンラインで申告する必要があります。(誰もいないので私は慌てて税関のインターホンを押してしまったのですが、そのすぐ下に荷物の問題はこちらへ、とQRコードが貼られてました。出てきた税関のおじさんに怒られました(泣)) 

https://mybag.aero/baggage/#/pax/finnair/en-gb/main-menu

しかし、スーツケースを預けたときにもらっていたタグの番号を入力して申告しようとしたら、「すでに遅延レポートがあるようです」と出ました。では、と「Manage An Existing Report」を開くと、何度そのタグ番号を入れても正しくないと言われます。どうすればいいんだ、と思ったのですが、もしかすると、すでに報告しているということはメールで連絡が来てるのか?と思い、メールを開けると"Information about your baggage"というメールが来てました。8:05発の飛行機だったのですが、メールが来ていたのは8:35。そこにレポート番号が書かれていましたので改めて入力するとログインできました。

どんなスーツケースか、という選択肢が次々現れるので、それに答えると、「幸いにして、あなたのスーツケースはすでに所在が確認できています」とか出るんですが、さらに腹立たしい。この労力と心労分のなんか補償が欲しいくらいです。

ホテルの名前と、いつまでいるか、という情報を入力して、ここに送れとチェックして送信しようとしても、何か入れていない部分があるから、とエラーが出て送信できません。よくよく見ると、ホテルなど旅先の一時的な住所を入れる場合でも、必ず現住所も入れる必要があるようです。日本の住所を入れて、やはり旅先に送れとチェックを入れて送信(ここで日本の住所の方に送れとしてしまうと、荷物だけ日本へ帰ってしまいます!)。その日はイヴァロ行きが夕方と夜にもう2便ある日だったため、どちらかに乗ってくると思いました。

しばらくすると、次便のAY613に乗るような情報が出ていましたが、AY613と書かれているものの、出発時刻もなく、HEL→HELとか、意味不明の行き先になっていて、ちょっと不安。しかし15:30ごろ、再びタグの位置を確認すると、イヴァロ行きのゲート付近にタグが移動しており、おそらく乗ったのだろうと思いました。

到着時刻ごろの19時過ぎに確認すると、イヴァロ空港に荷物がいることがわかります。よかった、とりあえず近くまで来たぜ、と思ったところでフィンエアーから再びメール。「配送手配が整いました」というメールで、送付先のホテルが書かれていますが、配送日は9/20……あ、今日持って来てくれるワケじゃないのね……とガックリしました。オンラインのサイトの方にはもう少し詳しく書かれていて、イヴァロ空港10時発、10:00〜14:00着と書かれていました。

翌日、10時ごろにタグを確認すると、イヴァロ空港からイヴァロの街へ動いています。そこから先にイナリの街のホテルをいくつか経由して、11時ごろ、ようやくレセプションデスクの近くにやってきました。早速デスクに向かうと、荷物がー。よかった。Rushとか書かれた札がついていましたけど、だったら昨日持って来いよ……と思います。ちなみに私の荷物の隣に、同じくRushと書かれた札のついた荷物がありましたから、ほかにも荷物置き去りの刑になった人がいたのかもしれません。

今回、1つのスーツケースは無事届いたため、そちらに1泊できるくらいの用意はしていたことや、洗面道具類は手荷物に入れていたこともあって、そこまで大ごとではなかったのですが、これはやっておいてよかったと思うことをいくつか。

  • 1〜2泊分は手荷物にして持つ。(特に寒冷地にいくときは防寒具は着ていく)
    荷物遅延はカード会社の旅行保険や、航空会社自体でも日用品購入の補償はしてくれるのですが、今回イナリというものすごい田舎に行ってしまったために、いろいろ買うのも難しかったです。上記の通り1泊分の用意があったのでなんとか過ごせましたが、やはりある程度手荷物は必須です。
    ただしフィンエアーは非常に厳しくて、手荷物は小型スーツケースと、手提げ程度の前の座席下に入れられるものが限度なのですが、これに「合わせて1人8kgまで」という制限があります。スーツケースが8kg以下であればよいと思っていた私、2kg近い一眼レフカメラが入るバックパック(ただし、十分座席下に入るし、ほかのエアラインでこれを手提げとは言えないと言われたこともありません)と合わせると14kgもあり、スーツケースは預けろと言われてしまいました。荷物の重量制限は、エアラインごとに違ううえに、それを厳格に適用するかどうかも会社によって全然違います。フィンエアーだけでなく、フィンランド全体として、ルールに厳しいという印象がありました。重量制限は要確認です。

  • AirTagは絶対に入れる(Eufy TrackerでもOK!)
    手元を離れた荷物は、細かく「今、運んでます」とか出たりしません。AirTagがあるだけで、どこに荷物がいるのかがすぐにわかり、かなり心労が減りました。届いたけれども自分の荷物じゃなかった、ということもないはずです。一方で、今回、小型スーツケースの方には余っていたEufy Security SmartTrackを入れていました。高いAirTagではなくても、Eufyでも今回十分機能することがわかりました。

  • エアラインに報告する連絡先は正確に、かつ旅先でも確認できるものに
    メールは非常に重要です。携帯番号も入れておくとSMSも送られるようですが、SMSはデータローミングをしているときは受け取れない場合もあるので、メールが間違っていないかは再確認しておいた方がよいです。かつ、飛行機を降りたときにはオンラインになれるように準備を。電話ができるとなお可、かもしれません。ヘルシンキ空港への連絡は、前述の遅延荷物のウェブサイトのほかは電話番号しか出ていませんでした。ちなみにヨーロッパではYahoo! Japanにアクセスできませんから、Yahooをメインに使っている方は別のメールを用意した方が良いです。
  • ロストバゲージの際の連絡方法は確認しておいた方がよい。手荷物の控えタグは絶対に保管
    フィンエアーでは、荷物を預けたときに、手荷物の控えタグとともに、「もし荷物が壊れたり、遅延したりしている場合は、こちらでレポートしてください」というQRコード付きの札を一緒にホチキスで留められました(数多くのエアラインに乗りましたが、ロストバゲージの連絡先を荷物タグの控えと一緒に渡されたことなどなく、その時点で、日常的にロストバゲージが起こるエアラインだということに気づくべきでした)。私の今までの経験からは、ロストバゲージの確率は正直高くはないと思いますが、しかし万一起こったときのことを考えると、タグ番号は非常に重要ですから、絶対になくさないこと。

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